第一章登場人物図鑑②※更新追記ネタバレあり

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・【イシハラの館 使用人達】

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◇<執事長>【セバス】ちゃん ※『わたち』


・幼女でありながら第一線で働くベテラン執事。身長127cm 体重20kg

 生い立ちは不明だが、ウルベリオン王国庇護下にありイシハラの館で働くまでは王宮執事に従事していた。イシハラに仕事ができると見初められ、イシハラの下で働くようになった。

 『さん』や『様』づけされると必ず『ちゃん』づけで呼ぶように訂正し、なにかと『セバスちゃん』と強調する。

 銀髪、常に背広姿で姿勢が正しい。


 ・職業適性 天職『執事』

 ・現職 【執事】


◇<メイド長>【アキ・ハバラ】


・館で働くメイド達の統括管理、いわゆるメイド長。身長157cm 体重45kg

これまでイシハラの館の前持ち主【アーサー】の下で働いていた。それまでは明るく前向きな少女だったがなにかがトラウマになって以来、常に下向きで怯えるようになってしまった。以降は黙々と仕事をこなすだけとなり、主人に関わろうとしない。

 茶髪ツインテールでスタンダードなメイド服を常に着ている。


 ・職業適性 天職『メイド』

 ・現職 【メイド】


◇<執事型機械>【スチュワート・バトラー】


・異界人の創った国『メモリア』からやって来た【機械種】と呼ばれる種族のロボット。争い事に長けており、主にセバスの手に負えない争いを調停する。その他はセバスの補助兼イシハラの騎士としての仕事(肩代わりとしてジャンヌが行っているため実質ジャンヌ)のサポートをする。

 しかし、最低限動ける程度の機能を残して現在ほとんどが故障している。

 外見はほぼ機械の骨格が剥き出しになっていて執事服を着てはいるが、まんまロボットである。

 身長2M30cm 現在の体重 112kg


・職業適性 天職『調停人』適職『執事』

 ・現職 【執事】


◇<従者>【ヴァレット・ヴァイオレット】


・主人の付き人となり、身の回りの世話や戦闘サポートなどの役割を与えられた女戦士。身長170cm 体重52kg

かつてはアーサーの従者として仕えていたが魔物との戦闘時に声帯を失い声が出せなくなった。以来、館を追い出され放浪の身だったところにセバスに声をかけられ、主人が変わったのをきっかけとして再雇用された。

 イシハラとのやり取りは常に掌に指で文字を綴(つづ)る筆談で、イシハラは気にしていないが本人は引け目を感じている。館に来る以前は遠い地の部族として生きていたが魔物に滅ぼされた。狩猟部族であったため、ほとんどの武器に適性を持つ。

 赤髪のポニーテールに褐色肌、身体中に傷跡がある。


 ・職業適性 天職『女戦士(アマゾネス)』

 ・現職 【従者】


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∇【オルスの人々】

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【冒険者 協会(ギルド)『テールズオリオン』の面々】


◇<新人冒険者>【クレス・ファイター】 17歳 

・冒険者養成所を卒業して晴れて【新米冒険者】の加護を受けた男の子。ミリー、ルレリアとは同郷で同じ養成所の幼なじみ。勇気と正義感と少しの適当さを持った青年。【資格(スタイル)】はスタンダードな剣士。

◇<新人冒険者>【ルレリア・アイリス】 18歳

・クレス、ミリーと同じ新米冒険者。女性。真面目な性格で適当なことが許せない。【資格(スタイル)】は治癒術や回復特化。

◇<新米冒険者>【ミリー・イースランラ】 16歳

・クレス、ルレリアと共に新米冒険者となった女の子。大雑把な性格で自由奔放。【資格(スタイル)】は多彩な属性技術(まほう)を使う属性技術者。


【隣国シュヴァルトハイムの人々】


◇<国王>【バルトⅡ世】 58歳

・シュヴァルトハイム王国国王でエメラルドの実父。清濁併せ持った人物ではあるがウルベリオン王との関係は良好。かつてエメラルドの職業適性結果を知り頭を抱え思い悩む面があったりと家族思いではあるが、ウルベリオン王に比べると多少の厳しさや残酷な面もある。但しそれは王としての正しい姿でもあり、シュヴァルトハイムはそのおかげで比較的発展傾向にある。


◇<王妃>【マリアージュ・バルト・ルイム】 45歳

・バルトⅡ世の正室で次期国王とされる長女シュルリアの母。エメラルドの実母でもある。エメラルドの職業適性結果が奴隷である事を知ってからは嫌われ役を演じながらどうにかしてエメラルドを救おうとするなど優しい人物。政治的外交的手腕にも長けており、その知性をもって現国王を支えている。


◇<騎士>【ルーベル・グランツェフェルト】 29歳

・シュヴァルトハイム王国随一と称される騎士、飛槍騎士とも言われている。金髪の長髪で女性のような顔立ちをしており美男ではあるが、自分にしか興味がない重度のナルシスト。いつも自分に見惚れて油断する。ウルベリオンにてエメラルド捜索任務にあたっていたが、道中にイシハラや冥王にこてんぱんにやられるなど運もない人物。

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