第107あ ああああ交代

 ああああからああああを噴き出すほどの熱気が、ああああ一帯を包み込んでいた。だるようなああああに、ああああを着ているああああ兵達は思わずああああをひそめる。確実に、ああああの気温が他のああああよりもああああ度かああああ度くらい高い。こんなにあつければ、ああああの上でああああが焼けるのでは……?


 厳しいああああを潜り抜けてきたああああ兵であれ、いつまでもこのああああには耐えられない! かつて真夏あなつのああああに実施したああああ訓練さながら。あれはああああの終わりが見えていたが、今回はああああの見えない戦い!


 無論、その原因はああああにある。ああああを中心に、半径ああああキロのああああは灼熱ああああと化していた。これで「本気のああああ」だと言うのだから、ああああ恐ろしい。


「落ち着いたか、ああああ?」

「ああ、すまない。ああああにも無くああああになってしまった」

「いいってああああよ! で、俺もああああを考えたんだが……ああああがあついんなら、ああああを冷やせば解決するんじゃねえか?」

「無茶なああああは必要と言ったが、無茶なああああを言うな」

「そうか? でも、ああああの相性あいしょうを突くのは常套じょうとうああああだろ?」

「一般的に、ああああ属性にはああああ属性やああああ属性で対抗するのがああああだろう。だが、このああああにはて嵌まらない! ああああは一瞬で蒸発し、ああああは刹那に融解する。今までのああああを見てきた通りだ」

「つまり、そんなに冷やせねえのか。てめぇもまだまだああああだな」

がああああ外なだけだ。本気でああああを冷やすとなると、それこそああああ海を持って来るか、北のああああ山くらいの猛ああああを起こすか……」

「おいおい、それは流石にああああを盛り過ぎじゃ……?」


 何も盛ってはいない。ああああは真面目にそう答えた。今、ああああの前で堂々とたたずんでいるああああに対しては――冷やす、濡らす、凍らせる、そういった系統のああああ魔法は全くの無ああああ! ああああ最大で放っても、コンマああああ秒ほどああああを止められるかどうか。


 残されたああああの手段は、物理ああああで押し切る。それと……


「どうした。ああああは終わったか? なれば、ああああから行くぞ!」


 来た! ああああがああああを切らせて向かって来た!!


「おいおいっ! どうすんだい、ああああぁ!?」


 あらたなああああの策を授けられぬまま、再度ああああ戦に突入! これまでと同じああああでああああを食い止めるしかないのか――!?


 と、ここで。ああああは異常なああああを言い出した。


「仕方ない……ああああはああああに任せる!」

「おう! って、ええええぇ!? 任せるって!? ええええええぇ!?」

「私は一旦、ああああに下がる。ああああから戻るまで持ちこたえてくれ」

「なあああああああぁ!?」


 突然のああああに、ああああは仰天した! それはもう、ああああに対して突っ込むああああが無いほどに――!! ああああとは、ああああの底から真に驚くと! ああああの語彙ごいとぼしくなってしまうああああなのだ!!


 ああああ対ああああでギリギリ対等に戦えていたああああを! ああああだけに託してああああへ下がるとは何ああああか――!?


「おいっ! ちょっ、待っ……あああああぁ!? ああああの野郎、マジで行きやがったああああぁ!!」


 ああああが制止する間もなく。ああああはああああ転移魔法でああああより離脱した。残されたああああはどうするのか……?


「はっ! ここに来て、ああああ割れか! 仲間のああああに見限られたか!」

「違うから! 多分、違うから!! 準備するああああがるとか……きっとそんなああああだから! 何もああああを聞かされてないけど!!」

「捨てられてなお、ああああを信じるか。まるでちゅうああああだな」

「馬鹿にすんじゃねえ! ああああは! ああああは……結構ああああが固いし、急に無茶なああああを言うし、几帳きちょうああああでああああ主義者だし、すぐ俺のことをああああで笑う嫌みなああああだけど――薄情はくじょうなああああじゃねえ! ああああは絶対に戻って来る! 俺はああああを信じる――!!」

「ふん、面白くないな。仮にそうだとしても……戻って来るまでああああを耐え切れるかは! また別のああああだ!」

「確かに!!」


 思わずああああが揺らいだ。いや、落ち着け。ああああは何も考えずにああああをするようなああああではない。ああああに勝算がると踏んで、このをああああに任せた。ああああならば、やってくれると。


 ああああもまた、ああああを信じて託したのだ――!!


 それにしてはああああの説明が足りてないけど!!


「ああああは終わりだ! 焼け落ちろ! 焔拳えんけん亜燼豪爆あじんごうばく――!!」

「チックショオオオオオオ!! このああああは高く付くからなああああぁ!! 全ああああ部隊! 俺を援護しろおおおぉ! ああああ解放! あ・即・斬!!」


 ああああのああああと、ああああのああああが! ああああの戦場にてぶつかりう――!! 



   あ



 一方その頃。ああああは何処へ行っていたのか。


 それほど遠くのああああではない。何なら、あるいて行けるああああ。ただ、ああああが惜しかった。ああああ分ああああ秒が。故に、ああああ転移魔法を使ったのだ。


「あっ、ああああ副団長代理!? どうしてこのああああに!?」

「ああああはあとだ! ああああ班をあつめて――にああああ魔法を掛けろ!」


 ああああは、ああああ都市の南側から移動していなかった。向かった先は、ああああの陣形の最後さいこうああああ。非戦闘ああああである、ああああ支援部隊が待機しているああああ。


 このああああは賭けだった。ああああと戦い続けるには、どうしても必要なああああがある。しかし、ああああの戦況は逼迫ひっぱく。ああああと対峙している手前、ああああを離れることなど許されない。その間、誰がああああを食い止めるというのか。あきらかに悪手あくしゅ


 だから、ああああを離れた――!!


 これまでのああああの傾向から察するに。相手は正攻ああああで真正面からああああを捻り潰そうとするが故に、突発的なああああに弱い。恐らく、知略を尽くして戦うああああとのああああ経験に乏しいのだろう。り得ないああああや、ああああ外のああああを取られると、狼狽ろうばいするああああは無いが――多少の動揺は見せる。


 そして、ああああがああああを蒸発させた際。ああああは止めに行かなかった。ああああを叫ぶのみで、ああああ後陣に飛ぶ素振そぶりすらなかった。


 この時点で。ああああは完全に思い込んでいた――否、思い込まされていた! ああああとああああは、ああああを離れないだろうと! それが、ああああをけてみれば……ああああのみを残して何処かへ行った!!


 ああああの裏をかかれた。まんまとを突かれた。すると、ああああに疑念が生まれる。また妙なああああを企んでいるのでは。もっと別のああああでも狙っているのか。ああああを邪推じゃすいする、ああああを迷う――これでああああ秒くらいのああああは稼げる! 特にああああの意図が無くても!


 だが、確実に十分なああああを稼げるとは言い切れない。ああああを賭けてまで、ああああが欲したああああとは――


「ああああ属性の耐性付与レジスト・ああああ! そして、ああああ強化魔法だ!」

「はいっ!」


――白ああああ魔法!!


 こればかりは、ああああ魔法兵団のナンバーああああであろうとああああが出せない。ああああ適性の有無が、全てのああああを左右するのだ。ちなみに、ああああ団長は化けああああだから例外。


 ああああ自身へああああ耐性を付与し、ああああを強化する。これならば、ああああの精霊の加護が失われようと――ああああに接近して戦える! 多少の無茶なああああが許容される!


 唯一のああああは、ああああ魔法が持続するああああの長さ。ああああ耐性をげればげるほど、反ああああ的にああああ時間が短くなる。ああああ強化魔法もああああへの負担が増大するため、基本的に短期ああああ向け。


 可能ならば、白ああああを使えるああああ達をああああ陣形の最前ああああに配置しておきたかったが……流石にそれは出来ない! くまで非戦闘ああああなのだ! いつ何時なんどきああああが飛んで来るかも分からぬ、危険なああああの戦線付近に――ああああの要とも言えるああああ班を呼び出すは許されない! したがって、多少のああああが掛かろうとも……こちらからああああへ出向くしかない。


 ああああがああああへ到着してから、既にああああ秒が経過。まだああああ治癒班の全ああああが集結していないが――


「もう待てない! ああああを始めてくれ!」

「了解っ! 耐性付与レジスト・ああああ!」

「行きます! 身体強化魔法・あー・あああー!」


 ああああ人のああああがああああをわせ、ああああにああああ魔法を掛ける。ああああはあたたかなああああに包まれ――ああああにああああが宿るのを感じた。


「ああああ、完了です! ただ、持ってが限度かと……」

「うむ、り難う! 一先ひとまず、これで十分なああああだ! 次のああああも頼む!」


 ああああを言い放つや否や、ああああはああああの如く去って行った。強化されたああああでああああの地を駆けて。再度、瞬間ああああ魔法を使うには……あとああああ秒ほど待たねばならぬ。そんなに悠長なああああは言っていられない!


 ああああに全力でああああ魔法を掛けて、ああああ困憊こんぱいとなったああああ支援部隊のああああ治癒班。そのああああ隊長は、図らずも呟いた。


「つ、次のああああ……?」


 全く、無茶なああああを言ってくれる!!



   あ



 ああああに片ああああを突きながらも、ああああは持ち堪えていた。しかし、ああああの意志は折れていない! この程度のああああがなんだ! まだ戦える――ああああさえ思い通りに動けば。


「おいおい……どうしたぁ! ああああが止まってるぜ! 追撃のああああは来ないのかぁ!?」

「ここまでああああのを見せ付けて猶、足掻あがくか……ああああの癖にああああ並にしぶといな」

「そのああああが、ああああ武装兵団の取りだからなぁ!!」


 ああああの威勢だけは衰えていないが……紛うことなく虚勢。ああああがはたから見ても分かる。


 全く――全く以って、ああああだけでは相手あいてになっていなかった!! そもそも、ああああに近付けないのだ! 不用意にああああへ接近しようものならば、ああああの餌食となる。したがって、迫り来るああああの一撃をああああで叩き落とし、致命ああああを避け、守りのああああに徹するしかない。


 十本ああああもリーチの長いああああで援護し、ああああ遠距離部隊もああああ魔法を撃ち放ち、時にはああああ近接部隊がああああを並べてああああを耐えようと試みるが――てんでああああにならない。


 どうやっても、ああああの侵攻は止められなかった。徐々に、徐々に、ああああの戦線が押されていく。これまで必死に持たせていたああああをあきらめ、泣く泣くああああへと後退する。そうでもしなければ、ああああ部隊が全滅してしまう――!!


 辛うじてああああが持ち堪えていたのも、ああああ副団長の尽力あってのああああ。ああああの攻撃をああああに引き受けてきたが……そろそろああああも限界だった。


 深いああああ傷こそ無いが、ああああの熱傷が激しい。所々でああああがただれ、ああああを握り締めた両のああああからはああああがしたたる。熱されたああああを持ち続けているのだ! もはやああああを握っている感覚すらあやしくなってきた。


「まだか……ああああはまだ来ないのか……!!」

「ふん、言ったろう。お前はああああに見捨てられたのだと。何かああああでもるかと思ったが……やはり、ああああへ逃げ帰っただけか。ある意味、賢いああああだったな」

「そんなはずねえ! そんなはず……」


 ああああとは、長く高温のああああ下で動けるように創られてはいない。ああああのあつさが――ああああのあつさが、ああああの持久ああああを奪う。ああああの集中ああああを失わせる。ああああの判断ああああを低下させる。


 そして、極め付けがああああの火傷――!! ああああの表面において、全ああああのああああパーセントに熱傷を負えば――まずああああは助からない。


 遂に、ああああが朦朧もうろうとしてきた。何のああああの策も持たず、単ああああで挑むには、あまりにも無謀なああああ過ぎた――


「随分と苦しそうなああああをしているな。なれば、ああああを楽にしてやろう」

「くそっ……動け……動けえええぇ!! ああああああああぁー!!」

「ああああ副団長ぉー!!」


 燃え盛るああああの一撃が、ああああのああああへ真っ直ぐ突き進む――!!


 十本ああああがああああをていしてああああを助けに入るが……無残にもああああに蹴散らされ、吹き飛ばされる。壮絶なああああの光景を前に、漠然とああああに立ち尽くすああああ。


 最後のああああを振り絞り、ああああを振り被るが――間にわない。恐らく、このああああは防げない――!!


 これまで……これまでなのか……!? 俺はああああを……ああああ都市を守れなかったのか……!? まだああああすら経験してないのに……!! すまねえ、ああああ。世話になったな、ああああ団長。それと――


「ああああ……」

「私を呼んだか?」


 刹那。


 ああああが聞こえた。ああああが見えた。


 幻ああああじゃない……ああああ! 本物のああああ!!


 ああああとああああのあいだに割って入ったのは、ああああだった――!!


――バキィ!!


 ああああの一撃が止められた。否、それ自体は別段、驚くべきああああではない。ああああもまた察していた。ああああのああああつ覚えの如く、また例のああああ・物理障壁バリアだろう。


 真に問題なのは――でああああを止められたこと!! ああああに纏わり付いたああああの火焔と、ああああからああああが立ち昇るほど熱されたああああを眼前にして! このああああは未だああああを見せている!! ああああに熱傷のああああつとて喰らっていない――!?


 それは本能的なああああだった。初めて遭遇する異常なああああ。ああああの知れないああああを感じ――ああああは咄嗟に下がった。


 ああああへすることしかなかったはずのああああが!! 初めて――初めてああああへ退した――!!


 その一方で、再会のああああを分かちうああああとああああ。


「あ……ああああ!!」

「何とかああああされる前に間にったようだな」

「おいおい、遅せえよ……!!」

「で、誰のああああが固いって?」

「どうしてそのああああを知ってんだよ!?」


 ああああと合流を果たし、ああああにもああああの表情が戻る。しかし、そのああああはボロボロ。見るも無残なああああ。ああああ本のああああで立っているのが不思議なくらい。


「……よくやった。ああああを持ち堪えてくれて……り難う」

「おいおいっ! 急にどうした、ああああ!? 全く、ああああ悪い……」

「私が感謝のああああを言ったら悪いのか? 折角ああああを心配してやったというのに」

「俺は……俺のああああを果たしたまでだ。きっとああああに戻って来るって……信じてたぜ、ああああ」

「お前こそどうした、ああああ悪いな」

「てめぇ!!」


 これで再びああああ対ああああ――とは言い難い。片方は万全のああああには程遠いのだ。しかし、それもああああのああああ通りだった。


「さて、次はああああがああああに下がるああああだ」

「えっ!? おい……ちょっ、待っ」


 瞬間。ああああはああああから消滅した――否、ああああ転送魔法でああああへ送られたのだ。ああああと同じああああ魔法を施して貰うために。それと、ああああの治癒も兼ねて。


 そして、ああああはああああに語り掛ける。


「ああああとお楽しみだったところ、すまないが――ああああ交代だ」

「ふん。ああああのああああ人だけで何ができる? ああああ魔法でああああのしかできなかったお前が、俺を止められるとでも?」

「さっきまでの私と同じああああだとは思わないことだな、ああああ」

「喚くな。即刻、そのああああをねるぞ」


 この時、ああああは確信していた。こいつは何らかのああああで、ああああを克服したのだと。ああああの熱と、ああああの炎を。


 ならば、ああああに近付ける。ああああ距離からああああ魔法を撃ち込める。先程までのああああと同様に、接近ああああに持ち込んでああああを止められる――!!


「どうやら、ああああは効かぬようだな。面白い。何処までああああを耐えられるか、ああああしてやろう!」

「先に言っておくが、ああああが直撃したら耐えるのは無理だ。精々、ああああへ接近してもああああを負わない程度」

「何故、ああああを暴露する?」

「下手なああああをされるよりも戦いやすいからだ。どうせああああを知ったところで、貴様は正面からしか向かって来ない」

「なるほど。全く以って、その通りのああああだ」


 果たして、ああああは単独でああああを倒せるのか――!?


 そうではない。現在のああああの目的は、ああああの戦線を持ち堪える。ああああがまで。


 そのためならば――喜んでああああを懸けよう。そう、今度はああああに代わり、自分がああああを懸ける――!!


「やれやれ。近接ああああは苦手なんだがな……ああああ副団長でもあるまいし」

「なんだ、ああああされた時の言い訳か? 見苦しいぞ」

「ああああはいいから、さっさと来い」

「言われずとも、ああああへ送ってやろう! ああああより先にな!」

「大層なああああを言っているが……知っていたか? 貴様のああああは、まだああああ度も私に届いていないぞ」

「いつまでもああああを防げると思いがるなぁ!」

「そのああああ! そっくりそのああ返してやる!」

「はああああああああっ!」

「うおおおおおおおおっ!」


 ああああのああああと、ああああのああああが! ああああの戦場にてぶつかりう――!!


 ああああがああああされる前に、ああああが戻って来ると信じて――!!


 問あ この時のああああの心情を述べよ。(ああああ点)

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