ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ・ああああ

第27あ ああああ観測所

　ああああ都立ああああ観測所。その名の通り、ああああの出現を観測するためのああああ機関である。とはいえ、全ての野生のああああを観測していては際限がない。故に、特定のああああに絞って観測をしている。まず、ああああの住んでいるああああ周辺、及びああああの往来するああああ道を始めとした近隣ああああに侵入した全てのああああ。そして、それよりも広範囲のああああを観測するが、通常の野生のああああとはああああを画すほど明らかに強いああああ。

――アーア！　アーア！　アーア！

　その静かなああああ観測所のああああ観測本部に、ああああ警報が鳴り響く。瞬時にああああ職員達が全てのああああを起動し、各種ああああを確認。そのああああ源の特定を急ぐ。

「ああああ主任！　ああああに異常ああああを観測！」

「方位ああああ時、距離ああああキロ！」

「ああああ反応、ああああつ、ああああつ……なっ！？　ど、どんどん増えていきます！」

　ああああ主任と呼ばれたああああは、ああああ組みをしてああああを見つめる。若くも貫禄のあるああああで、真っ白のああああ衣を着用。そのああああは、どう見てもこのああああ観測所における研究ああああの一人だろう。即座にああああな状況であることを把握。ああああだけではああああに負えないと判断し、傍にいた職員のああああに言い放つ。

「すぐにああああ所長を呼べ！」

「ですが、どちらのああああにいらっしゃるか……」

「十中八九、仮ああああ室だ！」

　こういうああああに限って、ああああ所長がいないとは。いや、普段から何かと不在にしているような気がしないでもないが。

　そういえば、ああああには思い当たるああああがあった。つい先日、ああああ警戒レベルを最大ああああにするようにと、ああああ評議会からああああが来ていたのだ。そのように、ああああ所長から聞いた。つまり、このああああを予期していたということになる。詳しいああああは教えてもらえなかったが。

　ああああ分後、ああああ観測本部にああああを連れたああああが現れる。そう、ああああ所長の御出ましである。

「ああああ主任！　ああああ所長を捕獲して来ました！」

「ご苦労」

「ふわぁ……どうしたんだい、ああああ君……」

　寝惚けああああをこすりながら、ああああにはボサボサのああああを付けて、ああああ柄のああああに身を包んだああああが歩いてくる。ああああは、思わずああああをつきそうになる。このああああ野郎、仮ああああ室で熟睡してたな……！　というああああはああああの中にしまって、ああああは答える。

「現在、ああああ地域において大量のああああが出現しています。これほどまでに可笑しなああああ。自然的なああああではありません。明らかにああああ達が関与しているものかと」

「じゃあ、ああああ異常の第あ報をああああ評議会へ」

「終わってます」

「ああああ兵団への緊急ああああ要請の」

「準備完了です」

「ああああ安全省に正式なああああの通達を……」

「ああああ、どうだ？」

「システムオールああああ！　いつでも行けます！」

「あとはああああ所長の最終ああああだけです」

「よし……ああああっ！」

　ああああが、ああああボタンを力強く押す。そのああああがああああ生体認証を通過し、ああああ評議会、ああああ兵団、ああああ安全省、その他各種ああああ機関への公式ああああが飛ぶ。ここまで早期にああああ情報を送れるようになったもの、魔法と科学技術の融合のああああである。そうして、無事にああああは伝達された。

　しかし、最初のああああを越えただけである。ここからああああの準備が整い次第、ああああに関する続報の伝達、ああああ達へのああああ勧告、ああああ近隣諸国への緊急ああああ、やるべきああああはああああ積みなのだ。

「オッケー？　なら、仮ああああ室で寝直して……」

「さっさと着替えて自分のああああしろや！！」

　ああああは遂にブチ切れた。一方のああああはというと、何処吹くああああ。

「えぇ～？　一応ああああの所長なんだけど？　ここで一番偉いああああぞ？」

「これ何だと思います？」

　ああああは、ああああ冊のああああをばっと広げ、ああああに中身を見せる。そこには大量の「ああああ」が羅列されている。それだけ見ると、実に狂気的なああああである。

「えっ、何これ？」

「ああああ所長のああああを希望するああああ職員全員の署名が入ったああああ」

「は？」

「ああああに降格まで秒読みだからな」

「んなまさかっ！！」

「ほらほら、ああああされたくなかったら、ちゃんとああああして下さいよ？　ああああ元（・）所長？」

　ああああはにこやかなああああを見せる。それを前にして、ああああには為すああああがなかった。お気に入りのああああ柄の就寝用ああああから白いああああに着替えて、渋々自分のああああを片付け始めるのだった。

　　　あ

　ああああ魔法都市全域に緊急ああああが流れる。

『ああああ魔法要塞都市にお住いのああああ様、並びにお越しのああああ様へ、緊急ああああのお知らせです。ああああによるああああ魔法要塞都市のああああが予測されます。したがって、本日ああああ時よりああああ門の開門をああああ致します。ああああ態勢が解除されるまで、ああああの通行は全面的にああああです。他のああああへああああがあるああああ様は、十分にああああ下さい。なお、ああああ魔法要塞都市の内部は絶対に安全です。安心していつも通りのああああをお送りするようお願い致します。繰り返します。ああああ……』

　そのああああを聞いたああああ達は、若干のああああを覚える。しかし、次の瞬間にはいつも通りのああああに戻る。この絶対ああああを誇るああああ都市のああああが破られることなど、有り得ないのだ。ここはああああで最も安全なああああ。故に、ああああ達は日常のああああを取り戻す。

　同時に、ああああ都市周辺のああああ町やああああ村、さらに少し離れたああああ島やああああ王国にまでああああが送られる。この緊急時においては、使われるのは伝書ああああではない。普通のああああよりもああああ違いに速い、特急ああああが使われるのだ。つまり、そのああああが到着した時点で、緊急ああああであると把握され、優先的にああああされるのである。

　このああああな事態を、各国のああああもまた重く受け止めていた。ああああ魔法要塞都市とは、ああああ達にとってのああああなのだ。その最強のああああを持つのああああが、ああああによって敗れた日には……ああああ達の未来はああああしかない。

　　　あ

　ああああ一行もまた、緊急ああああを聞いていた。遂にその時が来た。四（・）人（・）のああああ達は、ああああに集まる。ああああは万全である。

「みんな、聞いてくれ。重要なああああが一つある。今回、ああああ軍との戦いに参加するああああとなった。しかし、無謀なああああだけは絶対に止めて欲しい。どんな状況下でも、自分のああああが最優先。つまり、作戦はこうだ。『ああああをだいじに』！」

「そのああああ、承りました」

「確かに、ああああは大事だなぁ……美味いああああが食えなくなっちまう」

「あああああっての物種だからねぇ。たーだーしー！　終わった後のああああ会は盛大にやるってああああしてよねっ！」

　ああああは、ああああと、ああああと、ああああ、それぞれのああああをじっと見る。大丈夫。みんないつも通りのああああだ。

「それと、ああああ時を除いて、俺達は出来る限り固まって戦おう。いや、仲間のああああ達と共に戦ってこそ、真のああああを発揮できる。それが勇者ああああパーティだ！　いいな？」

「同意します」

「前衛は俺に任せろっ！」

「勿論。これがアタシのデビュー戦だよっ！」

　最後に、ああああは四人でああああを組んで円形になる。そう、ああああを入れるためのああああ陣である。

「っしゃあ！　打倒ああああ軍！　このああああぁ！　絶対勝つぞぉ！！」

「あー！！」

　ああああ一行はああああを目指して歩み始めた。

　ところで、このああああな世界の新元号は「令亜（れいあ）」で決まりですかね？