素人が書くネット小説
物書きした事がない素人が増えると同時にネット小説をのハードルを下がる事によって何が起きるか。
素人がネット小説に参入しまくる。
ネット小説を読む機会も増えるために読んでる人が、自分も書いてみたいやこんなの俺でも書けるわといった様々な理由でネット小説を書き始めます。
今ではPCも安いのから高いの、小型から大型までありますから、PCやスマホどっちでもネットが気楽にできる環境になったので、ネット小説書く場合のハードルは下がりました。
安易にネット小説書けるようになったとして、素人がどうなるかというと、どうやって書けばいいんだ?になります。
最初はネット小説の見よう見まねをしていきます。
この見よう見まねが重要です。
見よう見まねができやすかったのが、異世界転移という設定だったと考えます。
主人公がいきなり異世界に転移するというのは、物語ではよく使われている設定の上に導入がすごい楽なんです。
そこらからよくファンタジーで使われる中世ヨーロッパ的世界観にすれば、楽になります。
そこまではいいんですよね。
主人公の力をどう説明すればいいんだが絡んできます。
素人は書いた事がないので、どう表現すればいいのかや成長過程どう書けばいいのかに悩みます。
ここで誰がかある事をします。それによってなろうテンプレの土台とも言える一つができます。
それがゲームのプレイヤーステータス表示を輸入。
これは実際すごいと自分は思う。
なにせ、今、スマホで読んでる人が多い時代において、流し読みでも主人公の強さが一目にわかるから。
PCでしっかり読むならともかく、スマホで気楽に読みたい人又は普段本を読んでない人には文章における力の表現ではなく、プレイヤーのステータス表示は一目ですぐにわかるからスマホで見るには最適な表現法である。
これ最初にやった人はすごいと思う。
スマホと上手く噛み合う事が出来たんだから。
これによって主人公がどれぐらいの強さなのか、どれぐらい強くなったのかをすぐ確認できるようになり、力の説明を解決しました。
でも、次の問題がでます。
物語の展開です。
見よう見まねだから、いきなり世界に転移、とりあえず旅や王様に転移させられ頼られたけど使えない人材だから追い出されたなど、いろいろな人が展開し、その中からスマホで読む多く使われた展開が主人公追放だったのではないかと思います。
要は王様に無理やり転移されたけど、使えない人材だから追放というのは感情移入がしやすいんですよね。
特に追放する側に。
どうして追放する側に感情移入するんだ、主人公の感情移入をするんだろというかもしれませんが、ここで重要なのは冒頭の主人公の感情移入ではなく、追放する側の主人公に対して理不尽な行動をするのが重要なんです。
一言で追放する側にヘイトを集めることが重要です。
主人公に理不尽な行動をすることで一目でこいつらは悪だと認識させるんです。
そうしてヘイトを溜めて、最後に主人公が力をもって、相手を見返すことによってスッキリする。
相手を即座に悪だと判断させることで、スマホで読むにあたり、主人公の敵がすぐにわかり先の展開も予想しやすくなるから安心して読める。
スマホで読むにあたり注意しなくてはならないのは安心して読めるか否かである。
スマホだといろんな人が読めるが、前提として気楽に読みたい人が大半だと考えると重い話や複雑すぎる話は必要ないのである。
どれだけ気楽に読めるか考えると展開がわかりやすく、内容がわかりやすいことが重要になってくる。
その為、異世界転移して主人公が追放される展開、内容はわかりやすいものという結論になり、多く使われたと考えます。
別に異世界転移のパターンを使用しなくても、どれだけ内容がわかりやすいのかは重要なので神様転生だと、死んで神様に力を貰って、異世界で好き勝手に生きるのというのもわかりやすいのでよく使われてたりします。
これって一番最初に話に書いた、水戸黄門などの話と重なります。
内容や展開などがわかりやすく、安心して見れるです。
水戸黄門なども内容としてはやっていることは同じだが展開が少し違うし、安心して見れるんです。結末だけは変わらないから。
そして、最後にタイトルです。
タイトルは表紙です。読む人を惹きつけなければいけません。
ここでも重要なのが、わかりやすさです。
タイトルで一発でどういう内容か瞬時にわからせることによって、一気に気楽に読めるようにします。そうすれば、いろんな人が目につきやすく安心して見れます。内容がわかるからね、変に凝ったものじゃないから疑問に思いながら入ることはないからね。
さて、設定、内容、タイトルなどが読む側にわかりやすいということは書く側にとって書くのが簡単で作りやすく、ネット小説を書くハードルが下がるのです。
そして、素人はよく使われているものを参考に書き始めるので、ほとんど同じものを作りますが、設定、展開などが細かいところが違ったりするので、読む人はその細かいところの違いをほぼスマホで読み、楽しみ始めます。
そうして、その繰り返しが今のなろうテンプレを構築していきましたとさ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます