俺的アニメ感想日記

転生したらスライムだった件

感想

さて、2019冬アニメの〆は転スラですね。

WEB版からのファンでスピンオフも含めて全て楽しんでいます。

そんな私ですが、アニメを見た感想第一声。

「端折りすぎじゃない？ 」

序盤はそれほどでもないのですが後半に行くにつれて重要なポイントをちょいちょい端折っているのが気になりました。

例えば主人公リムルが初めて人間の街に行った時、ギルド登録として試験を受けるシーンがあります。

ここで悪魔の召還方法を知るシーンがあるのですが……ここをカットすると後々大きく響いてしまう事になります。

2期が決まっているのでおそらくそちらで補完するのではと思いますが、他にも魔物であるリムルが平然と人間の国に行って大丈夫な理由とか丁寧に書かれていた部分がバッサリでしたね。

重心移動など細かいところでは凄い技術が使われているのがわかりました。

なんだかんだ言って最終話のヴェルドラ日記も楽しかったのですが、あれはオーディオコメンタリーで良かったのでは？ と言うのが本音。

その分の尺を使えばカットを減らせたと思います。

全体的に1期はここまでやりたいというのはよくわかります。

2期の構想はたぶんある程度の段階で決まっていたのではという予想をしていますが、だとすると盛り上がる場所を2期の頭に持ってくるというのはインパクトを与えるという意味でも、キリの良さと言う意味でも大正解だと思います。

でもカットしちゃダメな部分は残しときましょうよ！

というのが見ていて思ったこと。

少しマイナス面を強く出しすぎてしまいましたが、ここからは逆によかったポイント。

まずどのキャラクターも表情豊かでしたね。

リムルはもちろんのことゴブリンのゴブタ、リザードマンのガビルなどなど、みんな楽しそうに笑ったり苦しんだりしていました。

声優さんの演技もお見事と言うほかなく、違和感なくぴったりと言うべき配役でした。

そしてコミカライズ版などではちょいちょい出番のあったキャラクターたちが、アニメならではのタッチで描かれていて

えーリムル様とか、シュナとか、ラミリスとかミリムとかたまらんですね。

先にも触れた重心移動の描写とかが非常に細かく、技術もすごかったです。

初期の頃EDでスタッフクレジットが異世界語で出てから翻訳されるように日本語に切り替わるのも見ていて面白かったですし、その速度が徐々に上がっていく辺り能力が強化されて行っている描写かな？ みたいな考察もできました。

ここ好きって人はごめんなさい、OPはあまり……EDは前後編どちらも好きでした。

OP映像は前期の方が好きでしたね。

と言うわけで総評。

満点からカット分削って3点。

転スラ入門にはいい作品でした。

評価：☆☆☆

アニメ視聴した人は転スラ日記もどうぞ。