第76話「肉鍋地獄殺人事件」

稽古場面より食事場面の方が多い古武術研究会の食事場面。

部室で肉鍋パーティを始める女子高生たちが現れた。

宮本武蔵女子高生は普通の肉(一般人が想定する人間が普通に食べる肉を指す言葉。ただしその対象の範囲は時代、地域、民族、宗教によって大きく異なる)よりもずっと先日冷凍庫に入っていた肉をもう一度食べてみたかったが、スーパーで買ってくるどんな肉を入れてもあの味を再現することはできなかった。あの肉はおそらく卜伝部長が買ったもののはずだったが卜伝部長は相変わらずいつあの肉を買ったのかを覚えていないらしく、剣豪女子高生たちは二度と食べられない幻の味をひどく惜しんだ。

だがいきなり長いレールガンをもった女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃であの肉の正体を教えてあげた。

肉鍋パーティは無事に開催された。

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