第46話「メシマズ国家」
ヴィクトリア朝産業革命期の
とある労働者の昼食に英国料理が現れた。
産業革命前の英国は現在の英国(一般人が想定するメシがまずい国家を指す言葉。ただしローストビーフは除く)よりずっと多彩な食文化が存在したが、産業革命期には農村を追われた農民たちが都市部に工場労働者として働くようになり、中世以来の英国の食文化は著しく退行しフィッシュ&チップスが国内全土を席巻した。現在では諸外国から英国料理はまずいものと見なされており、英国は必死に食文化のイメージアップを図ったが、一度ついた不名誉な評判はなかなか払拭することができずにいた。
だがいきなり長いレールガンをもった女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で英国以外の国の食文化を衰退させた。
他国の不幸でメシがうまかった。
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