無貌賞 読後妄想小説というジャンル!?
読後妄想小説とは、「作品中に謎や問いはあるのに答えはなく読者が読み終わった後に答えを妄想するための小説」です。
今回の自主企画で気になったのは読後妄想小説とでも言うべき小説です。前回ご紹介した中では、下記の2つがそれに当たります。問いや謎はあって答えのない小説です。電咲さんの作品は正確には答えはあるのですが、わかりやすくは提示されていないので解釈の余地がかなり幅広いです。
『竜は禁異の迷い』電咲響子 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897357286
『らくがき』呉 那須 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893139926
他にもいくつか似たような小説はあったのですが、今回読んだ中では下記が特に気になりました。
『ドッペルゲンガー日は暮れた』夢野ほにゃらら https://kakuyomu.jp/works/1177354054897328640
『切り刻まれた赤心』さかたいった https://kakuyomu.jp/works/1177354054895140662
でも、この手の作品は矢部嵩さんなど先人がいますし、日本の怪談も似たような構造を持っているものが多そうなので、ジャンルとは新しいようで古いものとも言えそうです。もっとぶっとんでいるといいんでしょうけど、現存のものを超えると読者がついて行けなくなりそうです。
スラップスティック好きなので、こちらも気になりました。好き嫌いは分かれそう。
ヘンなラブコメ
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