第3話 ともちゃんからの電話
「リサ、久しぶり!
遅い時間にごめんね!
今、電話しても大丈夫?!」
ともちゃんから、こんなLINEがきた。
何だろう?
OKのスタンプを送ったら、
すぐに電話がかかってきた。
「もしもし、ともちゃん?
何かあった??」
「いやー、突然ごめんね!
大したことじゃないんだ。
この前は、ウェディングパーティーの
お返事ありがとうね!
来てくれるなんて、嬉しいわー♡」
「こちらこそ、ありがとうだよ!
楽しみにしてるよ♪」
「でさ、リサにお願いがあってね。
ブーケと、ウェルカムボードと
ヘッドドレス作ってほしいんだー♡」
「えー?!?ほんと??
そんなにたくさん??」
「だってさ、せっかくの
ウェディングパーティーだから、
こだわりたいでしょ?
私の好みを分かってくれるのは
リサしかいないのよー。
だから、お願い!」
「いや、作るのは好きだからいいんだけど
それこそ、お写真や映像で残るから
プロの方に作ってもらった方が
いいんじゃない?」
「違うの!リサに作ってもらいたいの!
じゃさ、今度打ち合わせも兼ねて
フラワーガーデンカフェでお茶しようよ♪
今週の金曜日、4/12ね!
19時に青山に来れる?」
「うん、大丈夫!」
いつもながら、ともちゃんは
ぽんぽんテンポ良く、何でも決めちゃう。
今度の金曜日は、青山のカフェで
ともちゃんと女子会かぁ♡
しかも、そのカフェは
私たちが大学生の時に
よく行ってたカフェ。
ともちゃんもお花が好きで、
そのカフェは、お花屋さんと
併設されているから
私たちにとっては、最高の癒しスポットだった。
ともちゃんに会うのはいいけど、
ウェルカムボードとか
ヘッドドレス、ブーケは
どんなのがいいのかな?
ちょっとデザイン探さなくちゃ。
本屋さんに行こうかな♪
あ!
珍しく、夕方の会議のお手伝いや
お客様の対応があったりするなぁ。。
水曜日なら、本屋さんに行けそう!
よし、水曜日も寄り道だ♪
またお楽しみが増えた♡
つづく
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