ターゲット:探偵コロンブス

ターゲット情報


【名前】フリッツ・コロンブス

【性別】男性

【出現場所】第11エリア

【手配度】★★★

【武器】度数高めの酒

 常に両手に酒瓶を一本ずつ持っており、手が空いた時にラッパ飲みしている。酒瓶が空になると適当に捨てる。

 着ているレインコートの内側に四次元ポケットみたいに酒を何十本も携行しており、どれだけ飲めばストックが尽きるのかは誰も知らない。


【特殊能力】

酔拳:酒で酔っ払ったような動きで戦うが、まるで柳の如く攻撃をかわし、不意に重い一撃を見舞ってきたりする。一見弱そうだと侮った敵は、訳も分からないまま殴り倒されてしまう。


ドランク:両手に持った酒瓶から高濃度のアルコールを広範囲に振りまき攻撃する。

酒精活性…同時に2人まで、指定した対象に高濃度のアルコールをぶつけて急性アルコール中毒にする恐ろしい技。一見ネタ技っぽいが、下手な睡眠技より意識不明になりやすく、打撃で無理やり起こすこともできないうえ、起きた後もしばらく脳の機能が大幅に低下する。おまけにほとんど防御不能。耐えるには強力なアルコール耐性が必要になる。誰が呼んだか別名「有情破顔拳」

酒精霧夢:酒の霧を発生させ、視界不良にすると同時に徐々に敵をアルコール漬けにしていく。また、アルコールの霧なので非常に引火しやすくなっているが、残念ながらコロンブスは炎耐性がかなり高い。

酒精抱擁:酒の効果で広範囲の味方を回復させる。ただし、回復直後は無意味にハイテンションになる。


鬼殺し:酒を口に含んで、前方の広範囲に火炎放射する。名前のせいでなぜか「対鬼」なるレアな攻撃属性を持つ。酒を飲み始めたと思ったらいきなり火を噴き始めるので、鬼殺しというより初見殺しではないかともいわれている。


包囲戦指揮官:市街地戦で効果的な包囲攻撃を行う技術。彼が市街地に追い込んだ獲物を逃したことは、これまでただの一度もない。


仲間呼び:「武装探偵社突撃隊 (ザコ敵)」を最大10,000人動員できる。


【容姿】

 白髪交じりのぼさぼさな髪の毛で、ヨレヨレなレインコートを羽織った、さえない風貌の中年男性。

 常に飲酒しているせいか、いつも赤ら顔で酒臭い。

 

 有栖摩武装探偵社の幹部「四牙」の一人。『鬼牙』のコロンブス。

 主に探偵社の人員育成を行っているほか、自身も凄腕の探偵として数々の事件を解決している。

 第一印象と中身がこれほど違う人間は珍しいのではないかと思うくらい厄介な性格をしており、一目見ただけでは優しそうだけどどこかちゃらんぽらんで、無能そうな印象を受ける。一応手配度も★3つついているが、本来であれば★はひとつしかつかないだろうと思われていたところを「武装探偵社の幹部をやっているから」という理由だけで★3となった。それくらい、愚鈍で無能そうな小市民のように見える。

 だが、その洞察力と指揮能力は探偵社の中でも群を抜いており、数多くの有能な人物が、彼に動かぬ証拠を握られて破滅している。


 いざ戦闘になっても、彼の真の実力をすぐに見抜ける者はほとんどいない。そこらのチンピラでも勝てそうだと高を括っていると、あっという間に急性アルコール中毒にされ、廃人と化してしまうことだろう。

 社内における「鬼殺しのコロンブス」の異名は伊達ではない。

 


台詞候補

「最後に一つだけ」

「やれやれ、あんたはうちのカミさんよりは強いのかね」

「あ? 誰が酔っ払いだって? 酔っぱらってない僕を見たことがあるのかい?」



・メタ情報

 武装探偵社幹部、四牙の中で唯一持ちキャラじゃない奴。見た目は刑事コロンボ。中身はジョインジョイントキィ。


 依頼ルートAでは一時的に共闘するゲストとなり、そのずば抜けた追跡術と、配下を使った捜査網でターゲットの居場所を徐々に包囲してくれる。また、高級酒で体力を回復してくれるが、未成年は…………


 Bルートでは敵の大将として登場。

 なんと雑魚敵を1万人も率いており、全部倒さなくてもいいとはいえ本人と戦う前に雑魚散らしするのが大変。そして、いざ戦う段になると攻撃をよけるわ、酒で体力を回復するわ、アルハラを強制してくるわでやっぱり大変。★3にしてはかなり手ごわい。

 倒さなくても依頼はクリアできるので、面倒なら戦いを避けるのも手。倒せば特殊勝利条件を満たしたとして、ウルクススフォルムの代表から★4相当の特別報酬がもらえる。なので、こいつの手配度は実質★4ということになる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る