ひまわりがうつむく頃は。



夏の終わりはいつからがそれなのだ


毎年

寝ていたわけでもないのに

気付けば


気付けば夏が終わろうとしている


ツクツクボウシ

15時半、コーラルを薄くのばした空

右に傾く入道雲と、2匹のトンボ



夏の終わりは切ないとゆう



これでもかと燃えて燃えて

燃え尽きた夏にもう


力が残っていないことを

身をもって、実感、


するからであろうか、はたまた


力を失うことを切ないと

感じているのであろうか


不安定に、安定にかき回された胸と髪の毛たち


今年一番に吹く秋風が隙間を縫うので



なんとすごく、わたし的。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る