第90話 続・コカコーラの自販機問題

 米津玄師の歌聞いた後って、すごい美味いって評判だから行ったら、なんか雰囲気だけ上品で料理の量がやたら少ない、味は普通だった店の帰りみたいな気持ちになるのはなんなんだろう。


(前回までのあらすじ)


 みんなのポテちゃんが好きだったオレンジティーが自販機から消えた。あのほのかに香るミカンのかほりを失ったポテちゃんはコカコーラに復讐を誓い。締めの挨拶とさせていただきます。


 まず、本編に入る前に『なぜ、アタイが好きな飲み物ばかり消えるのか?』について考えよう。 


 アタイの中で一つ仮説がある。

 自販機というものの弱点は、在庫をあの小さな箱の中でしか抱えられないというものだ。

 要するにあの自販機という機械で最大の利益を得る方法というのは『全部の飲み物が満遍なく売れる』事にある。

 そして、一番売り上げが上がらない方法は『飲み物の売れ方に偏りが生まれる』事なのだ。たぶん。

 すごい美味しいジュースがあって、それがすぐに売り切れたら、お店なら裏から持って来ればいいが、自販機だとそれができない。そして、売れ切れというネガティブな感情を消費者に抱かせると、それがコカコーラ自体のイメージ低下につながる。


 だから、『売り切れるくらいなら最初から置かない方がいい』のではないか?


 なぜなら、あの在庫が制限された箱の中では、飛び抜けて売れる商品と言っても売り上げはたかが知れてる。


 つまりは、あの自販機の中の飲み物が均等に売れるように、団栗の背比べ状態を作るために


『アタイの好きな飲み物はことごとく、売れすぎるから弾かれて行くのではないか?』


 これがアタイの出した結論である。


 そして、ケツ論についても言及すれば、ブラジル娘のシリコンはずるい。



 以上、前置き終了。




 で、本編。


 三宅裕司の声ってラッパで表現できる気がするんだけど、気のせいかな?



 田代まさしカバー曲案のコーナー


 パプリカのカバー → ジャブリカ


 kingNuの白日のカバー → 自白



                                 終わり










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