ホームズ(ナポレオン・ルパン4世)の凄さとは?~事件現場編~

ホームズは、シズカ・サツキをつれて、通信監理局で突き止めた犯人のアジトに向かった。


先に香川や林たちに合流した。そこには、通信で呼び寄せた、琴音が来ていた。


そして、先に来ていた人たちはそこに居た幼い子供たちに手を焼いていた。






~犯人のアジトその1~


ホームズ「お待たせ。どんな感じ?」


琴音「どうもこうもないよ!なんで、こんな幼い子たちが事件に巻き込まれているのよ!」




琴音は、ほぼキレている状態だった。




ホームズ「俺に八つ当たりしないでよ…。子供たちをここに監禁しているのは、ハッキングした犯人たちだろ!」


香川「確かにそうだな。お前にあたってもしょうがない。でもこのことを知っていたらあらかじめ情報おほしかったな~。そうしたら、ここまでのことにはならなかったかもな。」




そう言って、香川は幼い子供たちの方を見た。


幼い子供たちは、完全に泣いていて話ができる状態ではなかった。




ホームズ「すまんが、俺もこの子たちがいるのは知らなかった。もの家の殻か、犯人の下っ端がおるぐらいかと思っていた。でも、情報知っていても、対応できたのか?お前たちで?」


林「無理だな。」


坂下「無理。」


斎藤「無理に決まっているだろ。」


香川「お、おい!お前ら~!裏切者!そこはできると言えよ!」


琴音「無理に決まっているじゃん。私が来る前の話を聞く限り。普通の子供でもデリケートなのに、この世代だと、余計にデリケートなんだから。そこを分かりなさい!」


ホームズ「そいうこっただな!まあ、ここは、俺と琴音に任せてくれ。お前らは、シズカたちとここにある端末の捜査を頼む。」


香川「へ~い…。」


シズカ「では、香川さんは記録をお願いできますか?私は端末の内部のファイルをあさりますので。」


香川「了解」


林「俺たちはどうすればいい?」


シズカ「そうですね。サツキさんの方で何かありますか?」


サツキ「私の方では、特にありませんね。シラスさんの方を手伝ってもらってもよろしいでしょうか?建物とかを詳しくメモっているはずなので。私は、シズカさんのバックアップに回ります。」


林「了解です。」


シズカ「それと、鑑識を呼んでもらってもよろしいでしょうか?」


坂下「そちらは呼んでいます。ただ、通信の混乱のせいで、道路が混乱状態ですのでもう少しかかるとのことです。」


シズカ「了解しました。では、香川さん、作業を行いますので記録をお願いします。」


香川「いつもの通りでいいか?」


シズカ「ホームズさんに提出用と、自分たち用の二つでお願いします。」


香川「めんどくさいから、あいつ(ホームズ)に合わせれば、特に問題ないな。じゃあ、始めてもいいぞ!」


シズカ「了解です。」




~事件現場外~


林「シラスさんは…」


坂下「あそこだな。」


斎藤「シラスさん!」


シラス「あら?3人は追い出さられた感じ?」


林「半分そんな感じです。」


坂下「まあ、それに俺たちが向こうにいても役に立たないという感じです。」


シラス「フフフ。相変わらずな感じだね。こいう時の扱いは。」


林「まあね。」


斎藤「いつも通りですよ。」


シラス「了解!じゃあ、こっち手伝ってくれる?」


坂下「そのつもりです。」


シラス「じゃあ、私は超能力の反応調査するから、3人は建物の構造調査を行ってくれる?」


林「了解です。」


シラス「さて、どんな反応が出るやら…。」




その後、4人はそれぞれの作業を行った。




シラス「そっちは終わったようだね。」


林「はい。シラスさんの方はどうですか?」


シラス「私も終わったよ。それじゃあ、旦那のところに報告しに行こうか?」


坂下「了解です。」




とりあえず、事件現場外の検証は、終わったようだがまだ謎だらけな事件…。


果たして、いったい犯人の目的は?そしてあの幼い子供たちの正体は?


次回へ続く。


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