6年2組25番 浜辺八重子
6年2組25番
意外かも知れませんが、土曜日の夜、私はお父さんと一緒に中華料理屋に行きました。
≪別に意外ではないけどね≫
おそらく先生は、この私が中華料理を食べるなんて珍しい、そう思った事でしょうね。残念でした、行きます。
≪自分の知名度に対する過信がすごい≫
悔しい......ですよね?
≪そうでもない≫
さて、カップ麺の底に付いてるシールくらい役に立たない先生の恥辱は置いておいて、中華料理屋の話に戻ります。
≪あのシールは役に立つだろ≫
席に座ってさっそく、私は大好きな棒棒鶏を頼むため「ボウボウドリ下さい」と言いました。
≪
するとお父さんは「はははっ、ボウボウドリじゃなくて、バンバンドリだぞ」と言いました。
≪お父さん、詰めが甘かった≫
バンバンジーなのになぁ。私はほくそえみました。
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【先生のひとこと】
親を泳がせるのはやめましょう。
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