6年1組 14番 立花麻実

6年1組 14番 立花麻実たちばなまみ



 私の家の近くに、「鬼殺し」と呼ばれている老人が住んでいます。


≪すごいあだ名だね≫


 私はすごく怖くて、その人のお家を通りすぎる時いつも緊張しています。


≪確かに気になるよね≫


 なんなら失禁もしています。


≪やめましょう≫


 しかし最近知ったのですが、じつはその老人、日本酒の「鬼ころし」を毎日飲んでいるだけの普通のおじいさんでした。良かったです!


≪よかったね≫


 その日以来、そのおじいさんに会うたび鬼ころしを飲ませてもらいます。



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【先生のひとこと】


いやダメだろ。

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