「白い色は恋人の色」ベッツィ&クリス(1969年) 絶妙な劇中歌
曲名…「白い色は恋人の色」
作詞…北山修
作曲…加藤和彦
編曲…若月明人
歌…ベッツィ&クリス
発売日…1969年10月
レーベル…日本コロムビア
一言で表すなら、透き通るような綺麗な歌といったところでしょうか。
ギター一本に低音、綺麗に重なる和音、シンプルであるからこその美しさがあります。
この曲を聴くと思い出されるのは「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」ではないでしょうか。夕焼け空の下、昭和の街並みが映し出される中でこの曲がかかる場面は、個人的にシリーズ屈指の名シーンだと思っています。どことなく懐かしい気分にさせられ涙を流してもおかしくないシーンです。昭和に生きた人はもちろん、平成生まれでも郷愁を感じるのは昭和歌謡の真骨頂でしょう。
作詞者の北山修氏は当時のフォークブームに乗り、「花嫁」や「風」といった名曲を生み出しています。
どうでもいい話ですが、実は私、この曲を1度聴いてからと言うものの、何年も曲名が分からずにいました。全くお恥ずかしい話ですね。
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