第2話

キタイした俺が馬鹿だった。

みちゃったんだ。

じゃあここにしよって言った

ゃさしい君を。

なんかでも、わかってたんだ。

クタッとした肩とか、

てを握り返すチカラの感じとか。

ああ、ここで昔よく飲んだんだよ。

のんきに話しちゃう俺を

こっけいで、馬鹿な男だ

なんて思ってる顔も可愛い

のに、どこか剥がれてすれ違った心が

かすかにこすれる音を聞いた。

なんでこんな風になったんだろ。

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