いや

白いジンジャーは精一杯の拒絶の証。


ささやかな私の反抗を部屋中に飾ってみる。


お願いだから、もうやめて。


私はあなたには応えられない。

応えられないの。



だって私はまだ彼の虜。


もう二度と逢うことはない彼の幻影ゆめをずっと追い求めているのだから。

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