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  •  小説というのは、残酷なシーンを
    容赦なく切り取りますね。
     最後の、「化粧を続ける後ろ姿」の描写に
    ナイフの切り口ような諦めと、
    割り切れない寂しさを感じました。

     身内への、憎悪も殺意も
    その他イロイロも、
    身内だからこそ有り余るほど持てると思います。

     もう、大昔ですが口汚く「死ね」も
    「お前が死ねばよかった」も
    そこそこ云われたことがあるので( ´∀`)
    呪いのように
    言われたら即座に死ぬという訳ではないと
    もう大人なので知っていますw。

     昔の事です。
     そんな風に、年を取れば、
    自分や相手の愚かさも
    浅はかでゲスな短慮も、
    風化した『どこか向こうの風景』に
    してしまえることを
    知っているのですが、
    無論その当時は、それどころでは
    ありませんですよねw。

     ただ、忘れないだけだと、
    そんな「情景」を思い出したり、
    そういう自分こそは
    それをしたことが本当にないのかと
    問いかけながら、
    今日の立ち位置に、
    己を突き放したりも出来る
    大人になったことを
    ちょっと思い出しました。