夕日

 それはいつも通りの帰り道だった

君は少し間を開けて僕の後ろを歩く

僕と君のつながりは帰り道が一緒というだけだ

そんな僕らを斜陽が照らしている

 

 君はいきなり僕を呼んだ

振り返ると君は少し震えている

君の顔は赤かった


 

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