第14話 スター誕生

大阪例会からスターが誕生した。その名は田中準一氏。当時はまだ30代だったと思う。紳士でイケメン。侍のような雰囲気の人だ。

強かった。勝ちまくった。レーティングの上位6人しか入れない名人戦挑戦者大阪予選リーグにすぐに入った。そして上位3人になり、東京での本選に出場。そして、2014年、一発で名人のタイトルを獲得したのである。

その勝率の高さは景山プロを超えていた。

「どうしてあんなに強いの」と景山プロが首を捻るほど強かった。過去形ではないだろう。今も第一線で活躍していることと思う。

ロバート氏ももちろん対戦したことがある。この強い人に向かって、感想戦でロバート氏は「なんかムーブに違和感がありますね」と言い放ったのだ。恥ずかしい人だ。

なお、大阪には田中達也氏というスターもいる。カンヌチャンピオンの国際プレイヤーだ。通称、ドメルン。どういう意味かは知らない。頭の切れる紳士。会社社長である。

ロバート氏は、2014年以降、大阪例会に行っていない。最近の情勢には不案内だ。バッカモン氏、キャメロン氏、キタジ氏、キシヤン氏、ほか、皆さんどうされているのかな。会いたいがお金がない。3月の大阪オープン。顔だけでも出したいと、ロバート氏は言っていた。

スター。また新しいスターが誕生しているのかもしれない。

それにしても、田中準一氏はルックスが良い。いや。田中達也氏もルックスが良い。ああ、そういう小説なのか。まあ、お許しください。

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