spストーリー、1、カレー論争

既知、狩人「甘口」


「骨」「悪夢」「中辛」


二重」「辛口、、、ただし本場」


喧々諤々(けんけんがくがく)

「カレーは甘口だろ」


「何もわかってないわね、本場が一番よ、本場が」

中性的な見た目、というか今完全に中性なはずなのだが

来ている和服といい、どことなく女感あるぞ


後メイクが濃い

「おばさんはだまっとけ」

「あ~ら、なんって言ったのかしら、小娘」

笑顔でぴきっとくる2重


全員で厨房に入らずー結局押し負けたその他は

(カレーにそこまでこだわりのない人たち)

実際、既知とか別に、カレーは甘口が好みだが、好みというだけであって

別に「中辛」でも「辛口」でも食える

はぁ~もうやれやれ見たいな気分になりつつ、まだ話してない悪夢を見る


「、、、怖いです、、、お人形さん、、、怖いです、、、あの二人もいつまで話してるですか、、、はよつくりなさいです」

小動物系の女であるーっていうか、10代前半か10代以下の見た目なんだけど

「、、、でも、ひさしいです、うちの父さまがインド人でよく食べにいきましたから(インドに)」

「え、、、インド料理屋にだよね」

首を振る、「いいえです、専用機でインドへ行きますです」

ほ、本物のお嬢様ぁ

効けば歴代続く数学者の家計なんだとか

自分の家ー、一代「成金」

もともと、この家の座敷牢もー洞窟も、前に住んでいた家が死滅したから買い取っただけ

ー「成金」と「本物」の格差

白衣をまとった悪夢は

「それでも、日本のカレーも大好きです」

「そ、そう」それですこしもちなおした


ーまだやってるあの二人、「骨」いわくいつものことらしかった。喧嘩するほど仲がいいといえばいいのか、会うたびあんな感じらしかった


ーーどうでもいいことだったが、今日の夕飯はお預けになるかもしれなかった


思わず天を仰ぐ既知、ほかの二人は合掌をしている

ーー夜が更けていく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る