第150話 豪雪
アメリカでもカナダでも、中央から東海岸にかけてありえないほどの豪雪です。
うちは西海岸なので雪ももう残っていないのですが、豪雪に見舞われた地域では、
雪で家から6分のところで車で立ち往生、そのまま凍死された方まで出たほどです。
アメリカ中南部に位置するテキサス、南の端だから暖かいかと思いきや、ちょうどブリザードの通り道に当たってしまい、去年につづいて今年も極寒の冬となりました。
これも気候変動というやつです。
さて、寒ければ皆暖房を使うし、電気料金が上がります。テキサスでは電気料金が600倍にも及んだ地域があったようです。
しかし、テキサスの電力会社はえげつない。去年同じような状況になった時もとんでもない電気代になったのに、何も変わっていません。アメリカの他の豪雪地域でも
冬の電気代は上がるでしょうが、月の電気代が100万円などにはなっていません。
なんででしょうか。実はテキサス、電力会社が政府の管理下にありません。自由を重んずるテキサス州は中央集権型仕組みを嫌ってそのようになったのだそう。電力会社が政府の管理下にないということは、どういうことかというと、
「1kw当たりの電気料金に対して上限が設定されない」ということです。
電力会社は、消費数が上がる時期にはいくらでも値上げができてしまうのです。90年代のカリフォルニアでも、電力会社を民営化した際に同じようなことが起り、電気料金が不当に高かったようなのですが、今は違うのかしら?(私そのころカリフォルニアにいて、ホストマザーにマメに電気を消すように言われてた記憶が)
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