第73話 アメリカの超音波診断
夫が高血圧で、血液検査→超音波検査ということになりました。
どうも脂肪肝の気があるようです。下戸なのにー。
いつものクリニックの先生が、注文を出して、イメージング専門の部署がある病院に行きます。アメリカでもカナダでも主治医が要請を出してCTなり超音波なりに行くんです。総合病院なら院内にイメージング部門を抱えてるんですが、私や夫が言っているところは小さいクリニックなので、ほかの病院に行きます。
で、
いつも疑問に思うんですが、なぜ、何処を撮るのか話が詳しく伝えられてないの?!改めて患者が超音波技士さんに説明しなきゃいけないんですよ。
そんなわけで夫の超音波検診について行った私、肝臓が肥大してないかみてくれと頼み、なんともなってないという返事を頂きました。よかった〜。
でも、夫の腹をグリグリしていた技師さんが、また角度を変えてグリグリし出したんですよ。私が訝しげな顔をしてたせいか、「腎臓も見ますね」って。
そしたら、
「ちょっと特別な形の腎管ですね」
と彼女は言っていっそうグリグリしながら、「グフッグフッ」って、笑ってる!よほどその腎管を見つけたのが嬉しかったらしい。ひとしきり嬉しげにグリグリしたあと、この検査には関係ない先生を捕まえて検査結果の説明までしてくれた。シゴトネッシン。親切。変だけど。
天職って、有るんだなあ。腎管見て大喜びできるなら、これはこの人の天職だわ。ちょっと羨ましかった。
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