第35話 審査員千尋

 千尋の工房を戸締りしてエイルに帰る。


 宿に戻ってレイラに駆け寄ると声をかけられた。


「千尋! リゼ! オレ達も今日からここに宿取るぜー。よろしくな!」


「おお! ハウザー! ここに泊まるってことはリッチになったのか!?」


「あははっ。お陰様でな!」


「ここは二人部屋にお風呂がついてるから最高!」


 髪を濡らしたアニーが笑顔で言う。

 風呂上がりのようだ。


「アニーはお風呂あがりだね! じゃあ少し動かないでねー」


 千尋が小瓶を持って見つめるとアニーの髪の毛に甘いいい香りが降り注ぎ、温風が流れると共に湿度が失われていく。

 そして地肌を通るような緩やかな熱風と、それを追うように冷たい風が流れる。


 千尋のオリジナルブロー魔法。


 艶のあるブローしたような髪に早変わり。

 まるでコマーシャルをやれそうな魔法である。


 もちろん毎日リゼやミリーにもブロー魔法を施している。


「すっごっ…… 何これ。ツヤツヤ…… サラサラ。そしてすごくいい香り!」


 目を見開いて驚くアニー。


「アニー、首を振って髪をフワッとさせてみて。すごいわよ?」


 試しに首を横に振ってみる。

 甘い香りがフワリと舞い、うっとりとするような雰囲気を醸し出す。

 その雰囲気にハウザーとベンダーも唾を飲み込む。


「なんでだ? アニーが絶世の美女に見える……」


「ハウザーにもか!? なんだこれ!?」


 ヒソヒソと話すハウザーとベンダー。


「あ、これ新作ですか? 千尋さんのヘアオイルはいい香りですよねー」


「うん、三種類作ったんだけどアニーのイメージはこれかなって試してみたんだー。これどお?」


「すごいいい香り! 手触りもいいし驚いたよ!」


「魔法のヘアオイルだからね。手ぐしを通すと五分間は香るんだよ。髪を洗うまで何度でも効果あり!」


「凄すぎる! リンゼのもお願いできる!? お風呂入ってたから呼んでくる!」


 返事も聞かずに走っていくアニー。


 リンゼはー、とヘアオイルを選ぶ千尋。

 ヘアオイルは宿のロビーにも置いてあり、千尋からの無料提供だ。

 その中からリンゼに合うヘアオイルを選ぶ千尋。

 新作ではないようだ。




 走って戻って来たアニーとリンゼ。


「千尋さん! リンゼにもお願い!」


 小瓶を持ってリンゼを見つめる千尋。

 甘いフルーツのような香りが降り注ぎ、ブロー魔法を施す。


「なんですかこれ!? すっごいツヤツヤです! うわっ! 私のはフワフワですよ!? アニーのとは何か違うんですか?」


「乾かし方を微調整するんだよー。ストレートのロングなアニーは綺麗めサラサラに。ミディアムなリンゼはフワッと可愛いくしてみたよ」


「香りも違うんですね! 私のはとってもフルーティーです!」


「種類もいろいろあるよ! ヘアオイルはここに置いてあるから自由に使ってねー」


「うわっ! たくさんありますね! この宿は女性の為の宿ですか!?」


「なぁ、千尋ってこんなのも作ってるのか?」


「装備用の香水もあるよっ!」


「もしかして皆んな使ってるのか? 昨日蒼真もミリーもいい香りしてたんだよなー」


「うん、蒼真が汚いのも臭いのも嫌いだから作った!」


 腕を組んでコクコクと頷いている蒼真。


「…… 他にも何か作ったりは?」


「魔法の洗剤かなー」


「どんな汚れも落ちるし除菌効果ありだ」


 何故か蒼真が誇らし気に言う。

 水魔法に混ぜると地面の汚れなども洗いあげることが可能で、蒼真は小瓶に入れて持ち歩いている。


「…… 他には?」


「魔法の化粧品かな。顔を洗うと効果が消えるタイプ。もちろんUVカット」


「女性冒険者には必須のアイテムよ!」


 フフンと見下ろすリゼ。

 この化粧品は汗をかいても崩れないし落ちない。

 それと地属性強化で紫外線による肌へのダメージはないのだが。


「…… まだある?」


「魔法の美顔ローラー?」


「お肌が引き締まってモッチモチになります!」


 自分の頬を摩るミリー。

 ミリーはヒーラーとして規格外の能力を持っている。

 その為、お肌はモチモチツヤツヤ、髪の毛もサラサラのフワフワだ。

 ミリーには全く必要のない魔法のアイテムだ。


「…… まだありそう」


「魔法の掃除機とか?」


「吸引力の変わらない唯一の掃除機!」


 レイラも参加。

 宿屋はやっぱり掃除が大変。

 頑張っているレイラを見て、ミスリルに風魔法をエンチャントし、フィルターを通す事で掃除機とした。フィルターが汚れても、吸い上げるのが風魔法の為か吸引力が落ちることはない。


「…… もう冒険者じゃなくて良くね? 」


「…… さぁ晩御飯食べようか」


  横を向いた蒼真が食堂へ向かう。


「お腹減ったわねー」


 リゼも蒼真に続く。


「お肉が食べたいです」


 ミリーもリゼに続く。


「お肉もあるからね! 」


 レイラがエプロンを締め直して後を追う。


「皆んな早く行こうよー」


 千尋はハウザー達を誘う。


 この日も晩御飯は美味しかった。






 翌日。


 ルーンパーティーに同行する千尋とリゼ。

 ルーン達が選んだクエストは難易度5のストーンゴーレム討伐。


 クエスト内容:ストーンゴーレム討伐

 場所:アルテリア西部

 報酬:一体につき50,000リラ

 注意事項:5体以上

 報告手段:魔石を回収

 難易度:5


「千尋もリゼも今日はよろしくな」


「簡単なクエストだからすぐ終わるねー」


「千尋は攻撃しちゃダメよ? 」


 ルーンと並んで千尋とリゼが歩く。


「今日は可愛いのが二人もいるね」


「どっちも可愛いよね……」


「千尋は喋らなきゃわからねーな……」


 ルーン達の後ろを歩きながら小声で話すチュリ、アザレア、カール。

 さっそく西部へ向かう一行。


「昨日は蒼真達と一緒だったんだって?」


「ああ。めっちゃシゴかれたよ」


「あははっ。蒼真厳しいものね!」


 西部の岩場から少し進むと岩の裂け目に道がある。

 およそ5メートルから8メートル幅の道。

 その道を進むと岩の上に羽根を生やした何かがいる。


「ねぇ、あれはなに?」


「インプだな。そんなに強くはないけど頭上から突然襲ってくる」


「倒していい?」


「届くならいいけど……」


 許可を得た千尋は魔法を発動。

 サイレントキラーでインプがボトボトと落ちてくる。

 落ちたインプはすぐに魔石に還り、千尋の魔石袋に次々と回収されていく。

 千尋が歩くだけでインプは何が起こったかもわからず絶命しているようだ。


「千尋、みんな引いてるわよ?」


「スマートに倒してるつもりだけど?」


「スマートすぎて引いてるんじゃない?」


「じゃあ全部銃でやる?」


「私がルシファーでやってもいいけど」


「いろいろ破壊するじゃん……」


「じゃあこのままね」


 結局サイレントキラーで狩り続ける事にした。




 岩の裂け目が終わり、ここからも岩石地帯となっている。

 ここにゴーレムが住んでいるのだが姿は見えない。


「そういやミリーから聞いたんだが千尋の魔力って18,000てほんとか?」


「うん、そうだよー」


「それでもそんな事できるのか…… どんな魔法使ってるんだ?」


 ルーンだけでなく誰でも気になる。


「酸素濃度下げてるんだよー」


「サンソノウド?」


「空気あるでしょ? その中には窒素や酸素、二酸化炭素なんかがあるんだけど、そのうち息をするのに必要なのが酸素ってわけ!」


「サンソとか初めて聞いたな」


「たぶん誰にも使えないわよ」


 知識を得たリゼでも使えないようだ。


「あ、ゴーレムだ」


 小高い岩場の上にストーンゴーレムが二体見える。

 まだ遠いのでこちらに気付いていないようだ。

 さすがに攻撃の届く距離でもない為近付いていく。


 茶色い岩場に人間のパーティーは目立つらしく、すぐにゴーレムに見つかってしまった。

 グォォォォオ!! という叫び声と共に岩場の陰からゴーレムが複数現れる。

 叫んだゴーレムが腕を向けると、他のゴーレム達がこちらに気付いた。


 前方の近い位置に三体、後方に一体、少し離れた位置に四体いる。


「来るぞ! 後ろのはオレが行く!」


 ルーンが後ろのゴーレムを受け持つ。


「私は右のいくね!」


 チュリは魔力を練りながら駆け出す。


「じゃあオレは左行く!」


 カールも魔力を練って駆け出す。


「え? じゃあ私真ん中?」


 アザレアも魔力を練る。

 真ん中のゴーレムまでは少し距離がある。


 最初に攻撃するのはチュリ。

 風魔法の鉤爪をゴーレムに向ける。

 ゴーレムの右の拳がチュリに向かい、鉤爪と交錯する。

 弾き飛ばされるチュリだがダメージは無さそうだ。


「嘘っ! あの一撃が効かないの!? 」


 全力の攻撃が弾かれて驚くチュリ。


「その攻撃力だと拳を躱して体に当てるしかないよ!」


 千尋のアドバイスだがゴーレムの巨体から繰り出される攻撃を躱すのは容易ではない。


「アザレア! ゴメンこっち手伝って! ソロだとキツい!」


「え!? わかった!!」


「チュリはいい判断力ね」


「うん。二人なら押し切れそうだね」




 後方でゴーレムと打ち合うルーン。

 他のゴーレムより一回り大きい個体のようだ。

 ルーンはゴーレムの左右の攻撃に押されながらもしっかりと受けきっている。

 炎を纏う剣は拳を受ける時には出力を上げているようだ。

 ゴーレムの攻撃の合間に反撃をするルーン。

 物凄いスピードで振るわれる剣は、地属性で剣を操っているのだろう。

 少しずつゴーレムを押し返していくが、その表情に余裕はなさそうだ。




 左側にいるゴーレムに横薙ぎの風の斧を打ち込むカール。

 左の拳を突き出すゴーレムだったが、脇腹に斧が食い込む。

 斧のスピードも速く、カールも地属性で操っているようだ。

 ダメージを負いながらも反撃するゴーレムと打ち合うカール。

 脇腹のダメージのせいかゴーレムの動きが鈍く、カールが優勢だ。

 表情にも笑みが見え、余裕もあるようだ。




 アザレアがゴーレムの右拳と打ち合い、隙のできたゴーレムの頭から風の鉤爪を叩きつけるチュリ。

 怯むゴーレムにアザレアの渾身の右ストレート。

 打ち込まれた拳はゴーレムの腹部を砕く。

 態勢を保てなくなったゴーレムは二人の連撃を受けて崩れ落ちる。

 すぐに真ん中のゴーレムに向かう二人は、連携をとりながら二体目も撃破する。




 カールは優勢を保ってゴーレムを追い込んでいくが、攻撃の回数を重ねるごとに魔力の練度が落ちていく。

 倒せない事で余裕がなくなり、その表情は必死だ。

 ゴーレムに蓄積されたダメージから反撃を受ける事はないものの、とどめを刺すまでにかなりの時間を要した。




 ルーンも押し返して以降打ち合いを続けているが、ゴーレムの反撃もありダメージを受けている。

 地属性魔法のおかげもあってなんとか攻撃を繰り出せているものの、決め手に欠けるといった状況だ。

 しばらく攻防を繰り広げてなんとか押し切った。

 息を切らし、膝をついているところを見ると体力的には限界のようだ。




「まずは四体だね。クエストクリアまであと一体だしパーティーで叩けば早いね」


 クエストの最後の一体をカール、チュリ、アザレアで倒す。

 カールとアザレアで左右の攻撃を受け、チュリが攻撃。

 追い討ちをかけて撃破し、余裕を持って倒すことができた。




 まだ他にもゴーレムは五体残っている。

 しかしルーンパーティーは肩で息をするほど疲弊している。


「じゃあ残りは私がもらっていい? 」


 暇を持て余していたリゼが言う。


「おっけー」


 リゼはルシファーを抜くと近くまで寄って来ていた三体のゴーレムに向かう。

 リゼが腕をゆっくりと振り上げ、横に一振りした瞬間にゴーレム三体は崩れ落ちた。

 再び腕を振り上げたリゼは勢いよくルシファーを振り下ろす。

 遠くからこちらを見下ろしていたゴーレムの一体目掛けて飛び出す刃。

 目に見えないほどの速度でゴーレムを貫き、刃が戻ると同時にその横にいたゴーレムを切り裂いた。

 わずか十秒程でストーンゴーレム五体を撃破するリゼに戦慄を覚えるルーンパーティー。


「リゼ、皆んな引いてるよ?」


「千尋がやっても同じでしょう?」


 蒼真とミリーの訓練を厳しいと思っていたルーン達だったが、千尋とリゼの戦闘を見てどれほど優しく接してくれていたのか理解した。




「ルーン大丈夫? 帰ったら回復してもらわないとねー」


「あ、はい。大丈夫です」


 急に敬語になるルーン。


「皆んなお疲れ様。じゃあクエストの報告に戻りましょう!」


「「「はい! 」」」


 やはり敬語のようだ。




 クエストを報告してルーンパーティーの審査も終わった。

 お礼を言う際も敬語のルーンに注意する千尋。


「ねぇルーン。その話し方やめてね!」


「そうよ! なんか嫌!」


 リゼも不快感を感じている。


「あはは…… いやー申し訳ない。あまりの強さにビビっちまったよ……」


 苦笑いで頭を掻きながら答えるルーン。


「私も。あんなの見たら魔獣モンスターの方が可哀想になっちゃうよ」


「オレ達が苦労して倒したゴーレムを瞬殺だしな……」


「リゼさん怖かった……」


 チュリ、カール、アザレアも苦笑い。


「今後は敬語はなしね! あ、そうだ、アザレアは魔法やる? 何の魔法やりたい?」


 昨夜蒼真からアザレアに魔法を教えるように頼まれていた事を思い出した。


「え! いいの!? じゃあ地属性魔法!」


「おお! 魔力制御は練習してきた?」


 地属性魔法は千尋の得意とするところ。

 なんとなく地属性を選ばれた事に嬉しさを覚える千尋だった。


「今朝も練習したよ! ほら」


 魔力球を右手のひらに出すアザレア。

 眩しく光ってはいるが安定はしているようだ。

 魔力球を確認して、余っている魔石を床に置く。


「それだけできてれば簡単だよ。魔法なんてイメージするだけだからね! 魔力球をそこの魔石に触れさせてー、魔石の中に自分の魔力を溶け込ますようにイメージする。あとは思ったように動かしてみるだけかなー。魔石の回収も地属性だからね!」


「なるほど! じゃあ早速!」


 と、簡単に出来るはずもなく魔石はピクリとも動かない。

 しばらく様子を見ていたルーン達だったが、傷の回復をしたいと魔法医院へと行く事にした。

 置いて行かれる事に少し寂しさを覚えながらも見送るアザレア。

 早く出来るようになろうと焦りだし、魔力球も安定しなくなってくる。




 二十分ほどしてカールが一人で戻ってくる。


「魔法医にルーンを預けて置いてきた。チュリがついててくれるから戻ってきたんだ。アザレアがこれできたら昼食行こうってさ」


  カールを見てほんのり頬を紅潮させるアザレアにリゼが気付いた。


「ねぇカール。魔石に近づいて動いてるかしっかり見ててくれる?」


「ん? ああ、もしかしたらちょっとだけ動いてるかもしれないよな!」


 魔石の側に座り込むカール。

 魔石ではなくカールを見つめるアザレア。


 魔力球が安定し始め、魔石もピクリと動いた。


「おお、動いてる! イイぞその調子だ!」


 魔石を見ながら笑顔で言うカール。

 それを見たアザレアはフワリと魔石を浮かせる。


「できた! 凄いじゃないかアザレア!」


 アザレアに笑顔を向けて褒めるカール。


「カール。アザレアをもっと褒めてあげてよ! 」


 リゼがカールの背中をトンと押す。


「あっはっは。アザレアが魔法を使えるのはオレも嬉しい。よくやったなぁアザレア」


 言って頭を撫でるカール。

 少し子供扱いし過ぎかなとも思ったがアザレアは嬉しそうだ。


「あはっ。ありがとうカール」


 笑顔でお礼を言うアザレア。


 そのままフワフワと魔石を操るアザレアは、右に左に魔石を移動させている。




「さっきカールをわざと魔石の側に行かせたでしょ」


「アザレア見てたらその方がいいかなってね」


 小声で話し出す千尋とリゼ。


「アザレアはカール好きみたいだもんねー」


「え? 千尋気付いてたの?」


「今日クエストに向かう時からねー。アザレアはカールをチラチラと見ていたからね!」


「…… アザレアのには気付いたんだ」


「リンゼとかもハウザーを見てるよね!」


 自分に対する好意には気付かず、他人の事は気付ける千尋。

 少し落ち込むリゼだった。


「リゼはすごいよね。オレが見てもすぐ視線に気付くみたいだし、そういうの見抜けないもん」


「それは…… 」


 リゼが視線に気付いているわけではなく、ただ千尋を見ている時に目が合うだけなのだが。

 少し恥ずかしくなるリゼだった。


 ここしばらく千尋とリゼは行動を共にしているのだが、未だに千尋はリゼからの好意に気付く様子はない。

 好意の視線はリゼが視線に鋭いと判断されているだけのようだ。


「じゃあカール、アザレア、ルーンとチュリにもよろしく伝えておいて!」


「うん! いろいろとありがとう!」


「蒼真達にもよろしくな!」


 別れを告げて役所を後にする。

 カールとアザレアは魔法医院に向かい、千尋とリゼは昼食に向かう。




 料理がコースで出てくるお洒落なお店だ。

 ここも料金は高く味もとても美味しい。

 インプの魔石で20万リラほどの収入を得たのでお昼も豪勢にした。

 ゴーレムの魔石はルーンパーティーにそのまま譲り、怪我の治療やこれからまだ必要な物があるだろうと強引に押し付けた。


 リゼは自分の好意に気付かない千尋に不満を持っているわけではない。

 自分も臆病で言い出せないのだ。

 一緒に行動するときはデートのつもりで楽しもうと密かに思いながら今日も食事を摂る。

 美味しそうに食べる千尋を見ているだけでも満足だ。

 楽しい、嬉しい、千尋と一緒にいられるだけで幸せを感じるリゼだった。


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