第19話

 部屋は香水と若い女性特有の薫りで充満していた。 

 何しろ部屋を訪問する女性の友達すら皆無だ。彼女の部屋へ入いるだけで無性に興奮してきた。


 まるで夢のような出来事だ。


「ン…、翔ォ~…👄✨💕」

 部屋に入ると彼女は、いきなり目を閉じ口づけを求めてきた。

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