第47話 名作ドラマが見たい
最近、インターネットでオンラインで動画を見ることができるようになってきたので、時々、気になる動画を見ています。
映画、ドラマ(国内外)、アニメ、ヴァラエティ番組とたくさんありますね。
映画は世界で一年に千作品以上作られ、ドラマも国内ドラマだけで一年間に76作品つくられます。
膨大な量の動画のうち、本当に楽しんで見ることのできる動画はどの確率であるのか。
動画づくりは、作品の長さを選択することから始まるでしょう。
一時間以上の視聴時間が必要なドラマや映画は正直、ちょっと見るのに体力がいります。
面白い名作ドラマの人物描写や文学性は、小説媒体に充分に対抗できるものであり、名作ドラマの文学性は何年も心に留めておきたい感動をくれることでしょう。
しかし、少し前は、ドラマや映画より、ツイッターの一分動画や15秒動画が流行ってました。
ツイッター動画の方が面白さは上だった気がします。
おれは九十年代に流行っていたけど、見逃していた名作ドラマがとても見たい。
だから、国内ドラマの視聴環境が充実することを期待しています。
しかし、ドラマのオンライン視聴サーヴィスの権益をめぐって、どの名作ドラマをどの企業が放映権を与えられるのか、難しい取引がされているんじゃないかとおれは想像します。
名作ドラマを安く買い叩こうとする動画サーヴィス大手企業には、簡単には名作ドラマの放映権を与えるわけにはいかないだろうとおれは推測します。
おれの動画サイトの見れるドラマ一覧に見たいものが少ないので、名作ドラマを高く売るための戦略が行われているのだろう。
現代はそんな時代ですし、これから映像批評家の需要が高まると思っているんですよ。
それで、とりあえず聞いてみたいのですが、
「ネット批評って機能していますか?」
一般視聴者の評価を受け付けている動画サイトはたくさんあると思いますが、その☆五個の五段階評価を皆さん、参考にしていますか。
おれはまったく参考にしていません。
ネット利用者のひとことレビューは、少しは参考にするところはあるのですが、売上の減りそうな感想はすべて削除されると感じています。
オンラインでたくさんの名作ドラマが見れるようになる時代。
その候補となるドラマは数千本あり、その中から見るに耐える傑作を探すのはとてもたいへんです。
だから、今から、ドラマ批評家の需要が高まると考えているのです。
しかし、ツイッターの一分動画の名作で見ることのできなかった動画はたくさんあるので、そのデータがどこかにとってあるなら、十年後、二十年後、見ることのできる環境が整うと嬉しいのですがね。
おれが見たいドラマは、若い頃の九十年代ドラマが多く、その頃の時代のドラマなら少しは手がかりがあるのですが、ゼロ年代、十年代の名作ドラマはまったく疎いので、さっぱりわかりません。誰か趣味の合うドラマ批評家を知りたい。
ドラマ批評家だけでなく、マンガ批評家も知りたい。ゲーム批評家も知りたい。
批評家なんて、ただの物好きが高じただけみたいな印象があり、職業批評家といえる人はうらやましがられて、圧力が強そうだなあと思います。
しかし、これからの時代、批評家の需要が高まると思います。
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