私は私。

星 亜姫

第1話*外見で損する私。

初めて会う人に必ず言われる言葉がある。

それはーーーー

『大人しすぎて、話しかけづらい』

自分でも分かってる。

直そうと努力するんだよーーーー

でも・・・・・・・どうしようもない。

どうしていいか分からない。

だからずっと私は『そのまま』だ。



ーーーーーけどね、そう言う人に限って、

私と友達になると、こう言うんだ。


『なーーんだ、話しやすい子やん!』


ってね。

別に話しかけにくいオーラを出してるわけじゃない。

元々、私はそう言う性格なんだ。


『近寄りがたい』

とか

『何を話していいかわからない』

とか

言わないでよ......

私、なんでも話すよ。

まぁ自分のことをペラペラ話すのは

あまり好きではないけど、人の話を聞くのは好きだよ。

ただ人の輪に入るのが苦手なだけ。

話しかけるのが苦手なだけなの......

本当は凄く話しかけて欲しいんだよ......

待ってるんだよ、自分から話しかけれないから。


だから、お願い。

大人しい私を外見だけで判断しないでよ......


お友達になったら『喋る』方だから!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る