第21話 小説と産業

 小説と産業は似ている


 なぜそう思うのか?

 各産業を小説と置き換えて考える。


 ○第一次産業

 第一次産業は次のようなものである。

『第一次産業は、自然から直接資源を採取する産業。』

 この文について「自然」を「人生」と置き換えると

『第一次小説産業は、人生自然から直接思考資源を採取する小説産業。』

 と言うことができ、該当するものを当てはめて置き換えると

エッセイ第一次産業は、人生自然から直接思考資源を採取する小説産業。』

 といえる。


 ○第二次産業

 第二次産業は次のようなものである。

『第二次産業は、自然から採取した資源を加工することで高度な財を生産する産業。』

 第一次産業と同様に、「自然」を「人生」と置き換えると

『第二次小説産業は、人生自然から採取した思考資源を加工することで高度な財を生産する小説産業。』

 と言うことができ、該当するものを当てはめると

物語第二次産業は、人生自然から採取した思考資源を加工することでストーリー高度な財を生産する小説産業。』

 といえる。


 ○第三次産業

 第三次産業は次のようなものである。

『第三次産業は、目に見えないサービスや情報などの生産を行う産業。』

 これはこれまでのように変換することはできないので、

『第三次産業従事者は、目に見えないサービスや情報などの生産を行う。』

 という風に変換して、語の意味から置き換える。

「目に見えないサービス」は「充実感」、「情報」は「レビュー」と言い換えれる。

 ここから次のように変換できる。

『第三次産業従事者は、充実感目に見えないサービスレビュー情報などの生産を行う。』

 よって

読み手第三次産業従事者は、充実感目に見えないサービスレビュー情報などの生産を書き手に与える行う。』

 といえる。


 最後は無理やりになってしまったが、と言えなくはないのではないか。



 ここでは、カクヨムで定められているを基にして考えた。

 一概にすべてそうだとは決して言えない。


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