KAC1お題『切り札はフクロウ』

 1日目のお題は『切り札はフクロウ』ですね。むむ、オフロに入っている間にネタ神様がささやいてくれました! いくつか話を思いついたので、ネタを思いつく限り複数投稿してみる事にしました。やっぱり一作だけの投稿って不安になりますもの。下手な鉄砲数撃ちゃ当たるですよっ。


 やっぱカクヨム3周年記念で書く話なので中身にカクヨム要素は入れたいですよね。今回のお題で言えば、この作品にお出てくるフクロウの名前は『トリ』で決まりでしょう! それ以外に考えられません! 


 と、言う訳で、私が最初に思いついたのは魔法使いの少年がフクロウに助けられると言うものでした。フクロウと聞いて最初に思い浮かんだのがハリーポッターだったからです。このネタをツイッターでつぶやいた時、そう考える人も多いだろうねという感想も貰い、自分のネタは沈むと思っていたんですヨ。


 おちこぼれ魔法使いの僕が魔法を使えるようになったワケ

 落ちこぼれの魔法使いと謎のフクロウ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888749059


 しかし蓋を開けてみるとほぼネタかぶってなかった!(私が読んだ範囲内)ちょっとびっくりですよ。カクヨムは異世界ファンタジーの人気の高いサイトなのに、異世界ファンタジーで参加している人がそもそも少なかったんです(私の読んだ範囲内)。不思議。フクロウでファンタジーを連想するのってそこまでハードル低くないと思うのですが。


 次に思いついたのがアイドルになりたい女の子の話でした。


 私がアイドルになるまでの少し不思議な物語

 アイドル志望の少女と森のフクロウ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888753787


 鎮守の森に住むフクロウが女の子の願いを叶えると言うストーリーです。実に王道なお話ですよね。ここでもフクロウの名前や性格、外見は魔法使いの話と同じです。敢えてスターシステムにしようと思いました。イメージの元ネタはカクヨムのトリです。口癖とかそう言いそうな感じでしょ?


 次に思いついた話が魔法少女モノ。


 西日本魔法少女大戦

 魔法少女マルルとキリエ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888760214


 何故魔法少女かと言うと、私が好きだからです。以上。後、フクロウをマスコットキャラにすると面白いかなと言う事で。切り札らしく最強の能力を持たせました。

 それと、何か物語にフックをもたせようと西日本と言う大雑把な地域指定を。なのに主人公の名前がマルルとキリエって言うね。しかも主人公達大阪弁は喋りません。本当に取ってつけたようないい加減な設定ですのう(汗)。


 そうして止せばいいのに4つ目の話も考えました。


 最後のモンスター達と伝説のトリ

 追い詰められたモンスター達

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888762023


 この話は以前、叶さんの近況ノートで吐き出したネタを消化しようと思いついた物語です。丸耳黒ネズミとか電撃黄色ネズミと言う名前を出したくて。ハハッ、既存の有名キャラとの関係は特にありませんよっ(汗)。

 人間が強くなってモンスターが追われる設定で、この物語のトリだけは巨大化して主人公を乗せて旅をする乗り物扱いです。


 そんな感じでスターシステムとは言え、作品に寄って微妙に違うんですよね。一番自由なのが西日本魔法少女大戦のトリで、一番制約があるのが私がアイドルになるまでの少し不思議な物語のトリかな。どの作品も書いていて楽しかったです、ええ。


 そんな感じで私は1日目のお題に4作品投稿しましたけど、ネタを思いつけなかったり、有効期間を読み間違ったり、文字数が有効文字数の範囲に収まらなかったりして断念せざるを得なかった人の叫びも目にしました。条件があるとそう言う事もありますよね。


 さて、このキャンペーンは短編限定と言う事もあって、私も幾つかの作品を読んでみました。その範囲内で今回集まった作品の傾向を何となく私なりに少し語ってみたいと思います。勿論私が読んだ範囲内の話なので偏った内容になるかと思いますけど、何卒ご容赦頂きたく(汗)。


 んで、集まった作品総数が500作品以上あるんですね。これはすごい。この多数の作品数の中、人気上位に食い込むのはかなり厳しい戦いを強いられる事と思います。よっぽど作品内容にフックがないと難しいでしょう。


 私の読んだ範囲内で今回一番多いと感じたのは恋愛系の話ですね。後、童話とかSFも多かったかな。ホラーや現代ドラマも割と見かけました。

 って言うかむしろ異世界ファンタジー以外での参加が多かったように思います。これは多くの人が定番を外して勝負に臨んだと言う結果なのかも知れません。


 いくつか読んだ感じでは、恋愛では恋愛のきっかけにフクロウをはめ込んだ感じの話が多く、童話はフクロウの性質を取り込んだものが多く、ホラーの場合はフクロウが悪の親玉っぽい話が多く、SFだと敵を粉砕する切り札がフクロウと言う頭文字の兵器だったって話が多かった気がします。

 いくつか読んでいると結構パターンが読めちゃった。だからそれ以外のパターンが印象に残りやすい感じもしましたね。


 正直思ったのは恋愛系の話の汎用性の高さです。逆に異世界ファンタジーの人気のなさ。カクヨムの普段の傾向がそうなら納得なのですけど、異世界ファンタジーが人気のサイトでこの傾向、中々に興味深いですな。


 今回は4作品投稿した私ですが、一番人気は一番最後に投稿した『最後のモンスター達と伝説のトリ』でした。この作品が4作品の中で一番ネタ成分が濃かったんですよね。やっぱり短編はネタ要素を入れたものが強いですな。私が読む場合でもそうですもん。

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