第3話 入院3日目

2019年10月26日



病室は暗いし、他の患者さんのお見舞いに人が来たりで落ち着かないので、

食事は食堂でたべる事にしていた。

忙しそうに配膳している看護婦さん達の邪魔になるといけないので、

部屋の人達の食事が全員に配られるのを待ってから食堂に行っていたのだが、

どうやら、同室のおじいさんに、病気で食事を医者に止められていて、自分たちの食べる姿を見てるのが辛くて部屋を出て行くと思われたらしい。

私の食事を少し食べるかい?

と、気を使ってもらってしまった。

おじいさん、頑なにそう信じ込んでいて、看護士さんと二人がかりで説得するのに骨が折れた(笑)

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