ま
朝起きたらフェミニストの私だけが目を覚ましていて
他の(わたしのなかの)人はみんな死んだように静かに眠っていた
体調の悪さゆえ、口に砦が築けない
優しい言葉を 感情を
わたしの敵に投げかけられない
薬を飲むなっていう意見を
彼が受け入れなければいいな
彼は生きる上での賢さを持っているから
きっと大丈夫だと信じてるけど
べっどのうえになげだされた四肢が
心臓が
食道が
少しだけ苦しいから
またねようかな
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