第43話:2009年、新春メキシコ・クルーズ1

 北海道から帰ってきて、秋が深まった2008年10月20日、2009年1月

、メキシコ・バハカリフォルニア・クルーズに出かけて、鯨を見に、生きませんか

と誘う、義理の母、茜さんが面白そうねと言い、一緒に行くと言ってくれたので

、義理の両親と、4人で予約を入れた。やがて2008年が終わり、2009年

を迎えた。新年の挨拶に義理の両親の所へ行くと、茜さんから、今年のメキシコ

クルーズを楽しみにしていますと言われた。実家へ新年の挨拶へ行くと、父の

徳川真一と、母の徳川富は、冬は、沖縄へ、長期滞在し、夏は、北海道、釧路で

避暑に長期間出かけていると、知らされて、ひと安心した。2009年1月12日

、成田からロサンゼルスへ大韓航空のビジネスクラスで出かけた。今回もビジネス

クラスで、茜さんは喜んでくれ、直ぐ眠りはじめ、食事で起き、その後、志保さんと

、何やら、話をしていた。ロサンゼルスに到着すると、アメリカ国内線の

サンディエゴ行きの小さなプロペラ飛行機で1時間程度で到着して、サンディエゴ

のホテルにチェックインして、義理の両親の健康状態を確認して、部屋でゆっくり

休んでもらいたいと思い、サンディエゴ港近くのホテルに早めにチェックインした。


 その後、両親は、お風呂に入り、夕飯も食べずに、ぐっすり寝てしまった

ようだ。翌朝6時に起きて、朝食をとりに行くと、よく眠れたと言った。

 船の乗船時間は、13時なので、午前中、サンディエゴの町を散策しないか

と聞くと、一緒に行くというので、出かけたサンディエゴ港沿い一帯は

船舶博物館となっていて、船の実物に乗り込んで見学することが出来ます。


 そこには、スター・オブ・インディアと言う美しい帆船や潜水艦あり、

ベンチには、可愛らしい絵が描かれたタイルが張ってあった。サンディエゴは

、軍港としてよく知られていて、昔、若い頃のトムクルーズが主演した

トップガンで知られている。船艦や空母と艦上の戦闘機を見ることができた。

 ホテルに戻り、大きい荷物なので、大型バンを呼んで、4人と荷物を載せて、

数分で港に着いて、あらかじめ配られていた荷物札をつけた自分達の大きな

荷物をターミナルで預けた。この荷物は、後で船室に届けてくれる。


 部屋に入ると、小さなビジネスホテルのような感じでシングルベッドが2つで

、意外に狭いのに、ちょっと驚いた。初めて乗る船で11階のでバフェでの

ランチをとった。その後、避難訓練まで、船内を散策。避難訓練には、

必ず参加しなければなラナイ決まりになっている様です。指定された救命ボート

ステーションに行った。船自体が、12階建てのビルが動く感じで、視線が高く

、街の景色が素晴らしい。17時出港、18時から夕食をとりにレストランヘ行き

、ゆっくりと食事をとった。その後、この日のショーは乗船しているアーティスト

の紹介、といった趣向で、ギターの演奏から始まり、ピアノの弾き語り、

バイオリンのディオ、歌を聞いたり、オールキャストが出演して、盛りだくさん

だった。


 この劇場を担当しているパフォーマーだけでなく、船内あちこちのカフェや

バーで演奏しているアーティストたちの演奏をすべて聴くこと出来ました。

 そして、船の最初の夜を迎えたが、前回、ハワイクルーズを経験していたので

、船の揺れは感じたが、問題なく眠れた。翌朝、朝食は、デッキのバフェで、

各レストランの入り口には、消毒用フォーム入りのボトルを持ったクルーが

バフェに入ろうとする人1人1人の手に絞り出していました。また、感染予防対策

として出港後48時間は、旅客が自分で食物をお皿に取ることは出来ず、係の人

が、客の指示通り、全てやってくれた。船上で行われる一日の行事は、前の夜に

配られる船内新聞「On Location」に全て載っている。興味のあるものに参加する

のも良し、参加せずにぼーっと過ごすのも良し、何にも強制されることがない

ので、心からリラックス出来た。

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