第40話:2008年、夏の釧路・避暑の旅1

 2008年7月20日、実の両親から、電話で、今年の夏、暑いから、一緒に

、北海道に避暑に行かないかと誘われて、一緒に行くことにした。父が、泰平の

家に来て、4人で、新潟から、カーフェリーで小樽港へ、そこから、釧路へ行く

という計画だった。7月21日、朝8時に、泰平の家に来て、そこから、泰平に

運転を代わり、所沢インターチェンジから関越道・新潟方面に入った。

 11時過ぎに、新潟港・フェリー乗り場に到着して、乗船手続きを取って、

船内で昼食をとって、部屋で休んだ。父が、酒を持ってきて、夕食後、部屋で

、酒を飲みながら、雑談をして、早めに寝た。


 翌朝4時半に小樽に到着して、泰平が運転し、父が食べ物や、飲み物を持って

来たので、高速道路を使って、一気に、走り、途中、下道を走り、帯広で父に

運転を代わり、午後16時には、釧路に到着し、釧路Pホテルに入った。

 そして、運転の疲れを癒やすかのように、早めに床についた。翌朝、朝食の

時に、父が、泰平に、北海道は、何回目かと聞くと2回目くらいで、あまり

来ていないと言うと、どこへ行きたいと聞いた。泰平は、奥さんの志保さんに

聞くと、夏の北海道と言えば、富良野のラベンダーと美瑛の丘でしょうと言い

、その他、知床、網走や摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖、また、良い温泉にも、

入りたいと言った。


 何日間いられるというので、長期滞在経験したいから、1ケ月間と言った。

 父が、わかったと言った。明日か、明後日、人気が高い、富良野のラベンダー

と美瑛の丘へ行こうと言った。それから後は、週に1-2回、遠出しようと

言ったが、基本、日帰りだと話すので、了解した。父が、今日は、釧路の町を

案内しようと言い、10時にフロントに集合となった。10時にホテルを出て

、15分位で、幣舞橋に着いた。すると、父が、私が、釧路で、一番な好きな

所は、ここ、幣舞橋だと言い、特に、夕焼けの美しさは、絶品だと絶賛していた。

 そして、春夏秋冬の若い女性のブロンズ像があって、それぞれ、作者が違う。

 この四季の像の設置は市民運動によるものだそうで、その資金も全て市民が

拠出した。話が長くなるから、この位でやめておくが、北海道3大名橋の

1つだと言った。泰平、残りの2つの橋を知ってるかと、ごめん、聞くだけ

野暮だよなと、笑いながら、1つは、札幌の豊平橋、もう一つは、札幌の旭川

の旭橋だと言い、覚えておけと言った。その後、釧路駅に向かい、幣舞橋を

もとっていくと、左に、派手な建物は、観光客向け、土産や食堂が入ってる、

釧路フィッシャーマンズワーフMOOだと教えてくれた。


 橋のたもとで、タクシーを止めて、次に向かったのが、釧路和庄市場だった。

 ここで、また、父が、志保さんに、北海道の3大市場ってどこだか知ってるか

と聞くと、函館の朝市、札幌の二条市場だと答えて、その通りと言い、泰平より

、よっぽど、賢いと笑った。すると、同じ質問を昔、自分の父に聞かれて、

覚えましたと答えた。店に入ると、今日の昼は、勝手丼を食べようと言い、

和庄市場の総菜屋で白い御飯を買い、次に、海鮮の店で、好きな材料を探し、

御飯の上にのせてもらい、お金を支払い、仕上げに、丼の上から、醤油を

かけてもらい、汁物、漬け物も、同じ様に揃えるんだと言い、さっさと、

自分の勝手丼を探しに行った。奥さんの志保さんが、何か、楽しいねと、

義理の母の富さんに言うと、

「あー見えても、お父さんは、意外に面白くて優しい人なんだよ」と言うと

、「志保さんが、ごちそうさま」と言い返した。そうして、自分の好きな材料

の海鮮丼をめいめい、楽しんで、昼食を終えた。その後、釧路駅を見学して、

近くのビッグ釧路駅前店へ入り、買い物をした。現在、イオンと言ってるが、

かつてのジャスコの格安スーパーがビッグと言って、釧路地区にも多いと話し

、以前のジャスコは、北海道と信州ジャスコなど、地域で独立採算でやっていた

のが、イトーヨーカ堂に対抗して、イオングループとなり、ダイエーも傘下に

収めたと話した。


 その後、タクシーで、プリンスホテルに戻った。それから、釧路プリンスホテル

は、マンスリー料金と言うのがあり、朝食付きで、ツイン1ケ月12万円だと言い

、今日、先払いしてくれと言われ、お金を下ろしておけと言われ、近くの銀行で

下ろしてきた。その後、タクシーを呼んで、プリンホテルに戻り、父の他王川真一

が、フロントの人に、息子が、ツインをマンスリーで契約したいと言い、泰平と

2人で、1ヶ月分12万円ずつ支払った。

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