第31話 腰痛
アキレス腱を断裂して、4か月半が経った。
ここ1ヵ月で大きく進展してはいない。
担当の療法士は、
「だいぶ、滑らかに動くようになりましたね。
歩き方もよくなりました。」
と言ってくれるが、
マッサージして、電気治療もした後だから、
少しは動くが、通常は、動き始めは、
膝から下が、棒のように固くなっているのを
痛みを堪えながら歩いている。
左足をかばうので、右足に体重がかかるし、
踵重心でおかしな歩き方だ。
そのため、かなり腰が痛くなる。
営業の仕事も再開しているが、店内を歩いて車に戻ると、
腰が痛くて動けなくなっている。
装具を外して、足のマッサージをして、
腰を伸ばすストレッチをして、
日々、何とかやり過ごしている。
今週末、部長が来る。
ある量販店に同行するためだが、
「歩けませんよ。」
と言っている。
「車の運転できるんでしょ?」
車の運転は出来る。オートマだから。
それと歩けるかは関係ない。
歩けないという意味がきっと分からないのだ。
いいでしょう。
見て下さい。
そのお店の入り口までどれくらい歩くのか。
どれくらい時間をかけて歩くのか。
雨が降ったら、靴が履けない足は濡れちゃうのだ。
仕事だから、行きますよ。
どうやら、雨のようだけど。
来週MRIを撮って、手術が必要となったら、
迷わず、手術するつもりだ。
早く歩けるようになりたいのだ。
ゴルフ仲間からも
「いつになったら、ゴルフ出来るの?」
と聞かれる。
ほとんど、私がお膳立て(予約)をしていたので、
ゴルフの機会が減ったと訴える。
ケガをした週の週末にもゴルフの予定だった。
3週間後のゴルフコンペの予定もしていた。
私も半年、ゴルフしてないです…
装具のままだが、パターの練習をしてみた。
私の良さは、パターとドライバーだ。
パターの感覚がなくなったら、いいとこ無しだ。
まだ、大丈夫なようだ。
左足だから、ドライバーはまだ振れない。
それよりも、腰痛を何とかしないと。
マッサージに行きたいが、装具装着なので、土足と同じ。
外して上がれば。
足には触らないでと言えばいいか。
歩けるようになる前に腰が壊れそう。
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