第8話友人の離婚劇

プルルル・・・


深夜に電話がなる。


マユさんだ。


この人もクセのある人だ。


芸術家(絵本作家)の旦那を持ち家庭を築いていたが

旦那が年金の3年間未払いだったことを隠していたが

役所から通知が来てマユさんがその通知を発見したのだった。


他にも借金をしていた時期もあり悩まされていた。


そのマユさんからの電話だ。


私は出てしまった。深夜11時だった。


「モモさん。実は明日、離婚届に書いてサヨナラするんです。」

「そうなんですね。大変でしたね。お疲れさまでした。一区切りつきますね。」

「実は新しい恋愛をしてるんです。」

「マユさん。身近に尊敬や慈しめる人が居ることは幸せですね。」

「じゃ。明日があるのでまた。」

「え。マユさん私はマユさんの事尊敬してるし単純に人として好きです

 また会ってくださいますよね。」

「それは・・・・わかりません・・・・。」

「まあ・・・まあ無理なく。また気楽に電話でもください。」

「はい。それでは。」


そうか、マユさんにとって私は都合のいい存在だったんだ。


離婚はいかなっ理由があったとしても

五分五分なのかなぁと思う。


数日前にはマユさんからもっと叫びのような旦那への憎しみの言葉を

ぶちまけられたが

ひたすら我慢したモモであった。

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