第4話.最後の希望は親友

最後に、イチかバチか、同じ俳優の親友を頼ろうと思った。






「ハァハァ・・・・・・」






走って親友の家へ向かった。






〝ピンポ~ン〟






(身体はないけど、触れる事は出来るんだな)






「は~い」






ドアが開いた。






〝ギィ~〟






「おう!!恭時!!!どうしたんだよ!!!」


「良かった!!!」


「え?」


「盾哉、俺が見えてるんだな!!」


「え!?何だよ!!(笑)何ワケわかんねぇ事言ってんだよ!!!」


「ちゃんと、俺の声も聞こえてるんだ!!!良かった!!!


コレは奇跡だ!!!」


「いや!!お前、おかしいぞ!!!どうしたんだよ!?」


「いや、俺、実は、死んじまったんだよ!!!」


「は!?」

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