クライマックスフェイズ(後編)

◆2R

行動値

10 カズマ、カジノゴーレム

9 めぐみん

7 アクア

5 ダクネス


アクア:セットアップに《ファイトソング》をめぐみんに。《ブロウアップ》をもう一回ね。

ダクネス:正直、ゴーレム系はめぐみん頼りだ。

GM:では今度はカズマからですね。

カズマ:……(周囲を見る)5m移動。

一同:?

カズマ:マイナーで《ディスアピア》して「隠密」に……。

アクア:えぇぇぇっ! 何、隠れてんのよぉぉっカズマぁぁぁっ!

カズマ:俺の姿は今、誰にも見えない。つまり攻撃の目標にならない(キリッ)。

めぐみん:さ、最低ですね! 最低ですね!

GM:す、すごいカズマっぽい。


 このカズマのすがすがしいまでのクズっぷりに一同は大爆笑。アクアのキレ芸とともに本当に生き生きとロールする二人である。


ダクネス:私はゴーレムの前に立ちはだかり、「さぁ、めちゃくちゃにしてみりょっ~!」ってだらしない笑顔で!

GM:でも対象はランダムで決めます。

ダクネス:いけずっ(悶)。

カズマ:だいぶ、ダクネスもキャラが濃くなってきてるな。(隠密状態で高見の見物中)

めぐみん:あ、私死んだふりします(HP1)。

ダクネス:め、めぐみんまで(笑)。

アクア:ちょっとこっとに来ないでよ! ゴーレムなら目の前の敵にターゲット合わせてよぉっ。

GM:《スロットボム》の対象はアクアとめぐみんのエンゲージ。

カズマ:まぁ、一番密集してるしな。

GM:では今回は<火>属性の攻撃ですよ~。


 この攻撃は避けられなかったアクアとめぐみん。ダクネスがめぐみんをカバーするが流石にHPが耐えきれない。


ダクネス:《カバームーブ》でめぐみんをカバーする

アクア:あ、《蘇生》使いましょ。

カズマ:そうだな。演出的にはアクアに「アクアー、全力で回復魔法をっ!」

めぐみん:やった全回復。

GM:えっと二人は26点の<火>ダメージね。

アクア:回復してからこのダメージなのよね。回復して調子に乗ってたところで吹き飛ぶ(笑)。

ダクネス:うむ。これで耐えきった。からの~《ソウルバスター》だ!

カズマ:おぉ、そんなの持ってたのか。

ダクネス:めぐみんの前に躍り出てゴーレムのボムをキャッチ!

めぐみん:爆弾(笑)。ダクネスさんあっち! あっちに!(笑)

ダクネス:爆弾を持って「こ、これどうしたら」ってワクワクしながら皆に見せる(笑)。

カズマ:ばかやろー! あっちだ! あっち! とゴーレムを指さす。もちろん岩陰から(笑)。

ダクネス:でゴーレムの傍まで来て爆発に巻き込まれる(笑)。


 ダクネスの《ソウルバスター》で19点のHPロスをゴーレムに与えた。


GM:次はめぐみんの番ですね。

めぐみん:魔法届かないから全力移動してゴーレムのエンゲージに入ってから(笑)。

ダクネス:スキル的に仕方ないのは分かるがすごい笑える。

カズマ:射程がないエクスプロージョンとかまったく使えねぇよな普通だったら。

GM:本当にすまない。射程忘れてたのは俺のせいだ。エクスプロージョンぽいって理由だけで《ブロウアップ》を勧めた。

めぐみん:いやまぁ、いいですよ。なんか私もおもしろくなってきたし(笑)。魔術判定はっとクリティカルせず。

カズマ:振りなおせるよな《シークレットアーツ》で。

アクア:あれね。呪文をあーでもないこーでもないってやってた奴。

めぐみん:あぁ「光に覆われし漆黒よ……いや、紅きの方がいいでしょうか」みたいな。


 めぐみんは振りなおしをしたがクリティカルはせず。


GM:回避は失敗です。ダメージをどうぞ。

めぐみん:では! ダメージにフェイトもつぎ込んで……。


「紅き刻印、挽回の王。

天地の法を敷衍(ふえん)すれど、我は万象祥雲(しょううん)の理

崩壊破壊の別名なり、永劫の鉄槌は我がもとに下れッ!

エクスプロォージョン!!」


めぐみん:《ソアスポット》でこの1を振りなおして。

ダクネス:おぉ、上がった。

カズマ:ダメージは(計算中)……68点だ。

GM:くっ、魔法ダメージは素通しなんですよ。

アクア:やはりゴーレム。魔法防御は0なのね。これで合計87ダメージ。

GM:ゴーレムはだいぶガタがきましたね。

めぐみん:私はまた倒れました(笑)。

カズマ:しかし、やばいな。もううちの火力が残ってないぞ。

ダクネス:確かに。私の攻撃じゃゴーレムの装甲は抜けるかわからない。

カズマ:俺もだなぁ。あとどれくらいHP残ってんだろ。

アクア:ん~。次の攻撃が来るとして《ヒール》をかけて置いた方がいいかしら。

ダクネス:あぁ、そうだな。まぁポーション飲めば平気だけどな。

アクア:ポーションかぁ……カズマさんってまだ隠密よね?

カズマ:そうだな。なんもしてないから。

アクア:じゃぁ、だめね。味方でも隠密状態の対象は取れないよね。

めぐみん:どうしたんですか?

アクア:ん~、聖水使えば魔法ダメージにできるから渡そうかと思ったのよ。

カズマ:あ~、それならダクネスに渡したら?

ダクネス:私が攻撃するのか?

アクア:そうねぇ。命中はともかく一番攻撃力はある武器なのよねぇ。

ダクネス:でもな~ダクネスだから攻撃はあてちゃダメな気がするんだよ(笑)。

めぐみん:何言ってるんですか!(笑)

アクア:まぁ、そうじゃなきゃ私がゴッドブロー。相手は死ぬってやるけど攻撃力2よ(笑)。

めぐみん:それは……。

ダクネス:分かった。やってやる! やってやるぞ~!

アクア:じゃぁ、私もそこにエンゲージして聖水を渡すわ。

ダクネス:マイナーで聖水を使って武器攻撃! 当たれぇっ!

カズマ:フェイト使っておいた方がいいんじゃねぇか。

ダクネス:そうだな。命中に1個使って……よし18だ。

GM:ゴーレムは、ん~避けられませんね。

ダクネス:攻撃にもフェイトをつぎ込んで(ころころ)合計25点だ!

アクア:あ、<光>の魔法ダメージね。

GM:ん。流石にゴーレムも潰れたよ。

めぐみん:やりましたねダクネス!

ダクネス:やった! やったぞー! 原作ではほぼ攻撃が当たらない私がやった!(一同笑)

GM:戦闘終了ですね。ちなみに度重なる爆裂魔法でカジノはボロボロになりオーナーも逃げ出してしまいます。

カズマ:あ、GMその前に隠密のままオーナーの所に行って背後から殴る(笑)。

めぐみん:そういえばカズマさん隠れてたんでしたね。

アクア:そうよ。オーナーただじゃ置かない!

めぐみん:あ、私そろそろ起きてもいいですか?(戦闘不能)

ダクネス:やったぞー! 私が倒した~!

めぐみん:あの私……。

ダクネス:やったー!

カズマ:うるせぇよっ!(一同笑)

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