人との縁は、葡萄の房。
私は人生で人と出会っていくのは葡萄に似ていると思っていて。
年月をかけて1粒ずつ実りをつけていく。
で、タイミングとか色々な事情で、実は朽ちて落ちていく。
でも人生の最後まで、自分という葡萄の房についていてくれる実が友達だったり親友なんです。家族とか、恋人とか、子どもとかね。
朽ちて落ちる実は、自分という葡萄がこれからも美味しく熟していくのに、必要のなくなった養分。
そこまで実るまでは必要だったかもしれないけれど、そこから先は不要になった人。
あなたの人生には必要ではなくなった人なので、取れた果実に悲しむ必要も傷つく必要もない。そして泣きすがって追いかける必要もない。
朽ちているまま歪んだ感情で足を引っ張られるよりは、房から取れてくれた方がいい。
この人は「嫌な人だ」「悪い人だ」と思ったらすぐに離れていいと思います。
自分に合わない人を変えることは無理です。その人が自分で気付いて、本当に変わろうと思わなければ、絶対に変わることはありません。
あなたが清く正しく美しく、親にも周りにも、自分にも恥ずかしくない生き方をしているなら、きっと美しい葡萄に実っていきます。
それはあなたに似た素敵な人たちが果実となってあなたの周りで支えてくれるから。
『素敵』にも色々な『素敵』の形があるし、
自分の果実となってほしい、自分がなれるタイミングもお互いにあるから。
例え、なにかのタイミングで運悪く縁が切れてしまっても、またお互い必要ならこの先の人生できっと会えますよ。それくらいの気持ちで大丈夫。
皆さんが素敵な葡萄になれますように。
そして誰か素敵な人の果実になれますように。
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