5.2:【実践編】 ステップ1 忍者メイドチームにしてみる

 本論では、『キャラクターの個性は、グループ内で被せた方がいい』と、繰り返し述べてきました。共通項があるからこそ、グループとしてユーザは認識でき、覚えやすくなり、キャラのコンプリート性が高まるからです。

 その学びに従いたいと思います。すなわち、


 【真田十勇士とは、主君、真田幸村に仕える、メイド忍者 部隊である】


 ということにします。

 十勇士全員が、メイド忍者というわけです。

 メイドと言えば、往年のメイド喫茶ブームがあります。


 また、ニンジャといえば、山田風太郎氏の忍法帳シリーズや、コミック『忍者ハットリ君』『Naruto』『Boruto』に代表されるように、世代を超えて、さらには世界で愛されているジャンルです。


 ・十勇士全員が、メイドコスチュームを着用

 ・メイドとして身辺のお世話をしながら、忍びとしての身辺警護をする

 ・忍道とご奉仕道を極める!

 ・まるで、ハーレム!


 というシチュエーションは、男好きする良設定と言えるでしょう。


 なお、『忍者』+『メイド』という組み合わせは、突飛に思う人もいるかもしれません。

 しかし、人気IP『ファイアーエムブレムヒーローズ』で、忍者とメイドは、ほぼ同一のクラス(職業)として扱われるようになって、久しいです。


 演出次第で、違和感は軽減できると踏んでいます。

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