勇者は激怒した( ・∇・)

永久ノ(とわの)

序章

「お願いしますっ勇者様!」

 とある村で遊び呆けていた勇者の前に、村人Aがやって来て言いました。

「お願いしますッ勇者様!」

 勇者は面倒くさそうに頭をかき、

「うるせぇ! そんなに魔王倒して欲しいんなら金寄越せってんだろ!」と、激怒しました。

 ビビる村人Aは、恐る恐る口を開きます。そして、それを聞いた勇者の額に無数の青筋が立ちます。

「そんなに怒らないで下さいよぉ、アニキ~」


 ……村人Aは全身粉砕骨折、村は半壊させられ、勇者はのち、『魔王よりも魔王だ』と恐れられることになる予定です。

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