入れ替わり!?

 才造(頼也)「おい…どうするんだ、この状況…。」

 頼也(夜影)「どうもこうも、出来ないよね…。」

 夜影(才造)「ほぉ……。」(ニヤニヤ)

 才造(頼也)&頼也(夜影)「おい、そこのド変態。」

 夜影(才造)「否定はせん。なんだ?」

 頼也(夜影)「まず脱がないでくれる!?」

 才造(頼也)「そして、触るな。」

 夜影(才造)「この機会を逃せば二度と来んぞ!?」

 頼也(夜影)「頼也の体…。」

 才造(頼也)「おい、影響されるな。」

 頼也(夜影)「表情筋、死んでるのかな?」

 夜影(才造)「ワシよりも死んでそうだな。」

 才造(頼也)「お前らは新鮮味があるんだろうが、俺は男からの男だ。何も面白くない。」

 頼也(夜影)「まぁ、そう言いなさんな。ぎゅってしてあげようか?」

 才造(頼也)「たとえ中身が夜影でも、外見俺だからな。まったく嬉しくない。」

 夜影(才造)「見ているこっちもしんどいな。腐男子じゃあるまいし、男同士でしかも自分使われてるんだぞ。」

 頼也(夜影)「じゃぁ、外見で言うなら二人で、」

 才造(頼也)「俺は構わない。外見は夜影、だからな。」

 夜影(才造)「ふざけるな、自分を抱き締める趣味はないぞ!?」

 頼也(夜影)「ねぇ……これからどうするの?頼也は兎も角、性別変わってんだよ?才造もこちとらも。」

 夜影(才造)「心配するな。責任持って堪能する。」

 才造(頼也)「絶対身体中弄るぞ、あのド変態。」

 頼也(夜影)「そんなことより、頼也、こちとらどうすりゃいいの?」

 才造(頼也)「普通に、」

 頼也(夜影)「されて嫌なこととかない?不安はないの?」

 才造(頼也)「風呂は入れなさそうだな……。着替えだとか、駄目だな…。」(夜影的に考えて)

 頼也(夜影)「わかった。才造?才造!?」

 夜影(才造)「なるほどな…。弱点もわかるのか…。」(触)

 才造(頼也)「………。」(ドン引き)

 頼也(夜影)「……。」(唖然)

 夜影(才造)「ふぅん?案外…。」

 頼也(夜影)「縛るか。」

 才造(頼也)「そうだな。」

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