狼男は薬で喰らいたい

才造「夜影、一つ頼みたいことがある。」

夜影「飲まないよ?先に言うけどその薬は飲まないよ?」

才造「まだ何も言っとらん。」

夜影「目は口ほどに物を言う!!」

才造「どうせ効かんのだろうが!」

夜影「いーや!たとえこちとらが耐性あって絶対効かないのだとしても!!飲みませんっ!!!」

才造「一錠でいい。」

夜影「どうせヤラシイ薬でしょうが!!前回もそうだった!!」

才造「お前は旦那を疑うのか。部下を疑うのか。」

夜影「疑うよ!!疑わしいよ!!!主以外はね!!!!」

才造「ほう?」

夜影「長として命令するね?主を利用するな!」

才造「ならお前が飲めばいい話だろうが!!」

夜影「狼さんは嫌いじゃないけど今は嫌ぁっ!!!くらえっ!!」(サァッ)

部下「あ。」


夜影が撒いた痺れ薬はよく効いたが、才造の謎の薬は結局夜影に効かなかったそうな。


才造「くそ…諦めねぇ…。お預けくらってんだからたまには…。」

部下「その度に忍小屋で大乱闘するのはやめて頂けません?」

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