俺はエルフだ!それがなんだよっ?

水原たかし

プロローグ

 店の中で、ある人が何も言わずに片隅の場所でお弁当を食べていた。店長は外に荷物を確認して、店員は自分のスマホで面白いそうな物を探した。日曜日の暇なコンビニの午後だった。

 「ありがとうございました」

 店員の声が店内に広がった。

 お弁当を全部食べたあの人はごみを捨てて他の物を選ぶためにレジの側に行った。

 「いたっ!」

 あの人の耳がショーケースの凸した物にぶつかった。彼は両手を耳に近付けて、そのままで座った。店員がすぐあの人へ走って来た。

 「すみません。大丈夫ですか?」

 店員はあの人の顔を見た。そして彼は大きな恐怖を感じた。

 「俺は大丈夫です。心配してありがとうございます」

 店員は早く凸した物を脱着した。

 「立てる事はできますか?」

 「はい」

 すぐあの人が立った。彼に大きなけがは無い見たかった。店員は安心してレジへ戻った。

 数分後、あの人は自分が買う物たちを持ってレジへ来た。店員が品物たちのバーコードを取った。

 「536円になります」

 あの人は千円を店員に渡った。

 「はい。千円受けました」

 店員はお釣りを揃ってあの人に渡った。そして袋の中であの人の物たちを入れた。

 「はい。どうぞ」

 店員は袋をあの人に渡った。あの人は袋を持ってコンビニを出た。チャイムの音が広がった。

 「ありがとうございました」

 店員は大きな声であいさつをした。

 次の瞬間、職員室から店長が来た。

 「珍しいですね。先はなんであいさつを職員室まで聞いたほどにしたの?」

 「それが…先のお客様がすごく怖くてつい…」

 「分かった。後もよろしく」

 「はい」


 あの人、青城あおしろみつるは痛みがある右の耳がずっと気になった。彼の耳は長くて他の人より耳がぶつかる時が多くなった。彼にとってあれは全く慣れない事だった。

 「お買い物だけなのに、なんか疲れる」

 青城はゆるい街を歩いた。毎日同じ景色が彼を待っていった。人々が歩く、車たちが動く、時々には空の飛行機が飛んだという事が続けた。

 19才の青城にはその景色が飽きる事ばかりだった。大学で勉強して欲しかった彼は全ての大学から入学を許可されなかった。彼のセンター試験の得点は悪くなかった。それで彼は自分が不合格された理由を分からなかった。

 

 「ただいま」

 青城が家に入った。だが、誰も答えなかった。

 「あ、今日から一人暮らしだったよな。すっかり忘れてた」

 この家、元は青城が大学生になる時に彼が居るどころだった。両親は俺が絶対に大学に入学するはずだと思って俺には何も言わせず家の買う事について契約した。その契約の効果が始まる日、彼はここに引っ越した。

 家の中には荷物がある箱が多かった。その箱を開けて片付ける気がしなかった彼はわざわざ彼の母親に電話を掛けた。

 「もしもし?」

 彼は夕暮れを見て母親と通話した。通話は空が完全に真っ黒になるまで続けた。電話が切る後、彼は自分のスマホをベッドへ投げた。そしてこの家の唯一な窓の向こうを見た。夜の都会がちゃんと見えた。

 「今年は絶対に入学を許可されるよ、大学から」

 進学すると決めた時から青城は就職を考えなかった。彼はまだ勉強が欲しかったら高校生の時で進学をためにずっと勉強した。しかし、その一年の結果が無駄になった。

 「どしようかな?」

 青城は明日の計画を考えた。塾は両親のせいで彼の計画から除いた。両親はまだ彼が大学生になって思った。先の電話でも彼は母親が大学生活についての話を聞いた。その状況で彼は何も言えなかった。これから誰の助け無し状況で受験勉強をするべきだった。

 「今俺は大丈夫かな?もしかして今度も失敗したらどうしよう?」

 青城に不安感が来て彼をすごく揺らした。

 ゼロ。青城は何も無い大地に建物を作る人のような状況だった。壊れた物の切れ端を集まってもう一回積まなければならなかった。

 「はあぁ」

 青城のダメ息が部屋に大きく響いた。あのダメ息は問題だらけの彼の明日を示した。

 だが、あの示しは彼の部屋だけで有意味な物だった。あの時の彼には誰も彼の悩みを分かって助けてあげなかった。

 「こんなに困ってるけど手伝う人がいない状況だって、辛いだぞ」

 三月のある日、青城の部屋には桜の花びらも避けて落ちた。太陽の光も北の方を向けている窓には入れなかった。美しい物は全部あの部屋に入らないそうだった。

 青城の隠れ受験勉強が始まる日の景色だった。

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