流行りのロックを聴きながら
一つ大きく伸びをして、するりと持ち上げてプレートの上に
置かれたきつね色のホットケーキたちが、耐震性のないビルディングみたい
四十五と二パーセントは、メタルとは相性が悪いから気をつけてね
凍らせて鮮やかに綺麗なままやめた果物をひとつかみ
そしたらなまくらなナイフで私の内に秘めてしまうの
甘味に酸味に私なりの比喩を浮かべながら、よく噛み砕いて
私でごめんね、とひとつつぶやいて紅茶を飲み込んだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます