ある日私の側で

心臓の鼓動の回数は決まっていると彼は言った

使い果たせば寿命だと

ならば彼は私を早死にさせたいの?

その視線でその香りでその仕草で

私の命を刈り取ろうというの?

ならば彼は死神ね

そして死神の元へ足繁く

私の魂はもう刈り取られていたのね

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