第531話

私は死人でギャルです

イベントは大盛況で終わり

私がデザインした服は高評価をいただきました

嬉しい気持ちで控え室に居ると

誰かが来たので

見てみると秀也でした

「秀也」

「よぉ、この服の良かったと言いたかっただけだから」

秀也が部屋から出ようとしたので

私は大声で

「待って」

秀也は立ち止まりました

「その服は秀也を想像してデザインした服なの」

私は涙を流しながら

「こんなことを言うなんて、自分勝手だとわかってる、だけど言わせてほしいの」

秀也はこちらを振り向いたので

「別れてから本当に秀也が好きだったと気付いたの、それは今でも変わらない、こんな我が儘許してもらえるなんて思ってないけど、

私と付き合って下さい」

秀也は私を抱きしめて

「俺も別れてからもずっと好きだった」

私も秀也を抱きしめて

「秀也、大好き」

「俺も大好き」

読み終えた私は

二人が再び付き合うことになって良かったと思いました

私は思う

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