169_興味のない誕生日
何かの会員登録をしようとして
自分の年齢を思い出してみるけど
何年に生まれたんだろうって
誕生日を思い出す
ああそうかもうこんな年齢なんだなと
改めて自分の年齢に興味がない事を知る
同時に数日前に誕生日だったことも
僕が生まれたときは
きっと誰かが喜んでた
もうそんな人はいないけど
僕と友達だった人は
おめでとって笑ってた
もうそんな人はいないけど
やっぱり誰かに言ってもらって
やっぱり誰かが祝ってくれて
初めて誕生日になるんだなって
初めてまた成長したんだなって
そう思える日なんだろうな
自分一人で自分を祝うのは
ちょっと悲しいから
結局何もしないで家に帰る
途中で安いケーキを買ったのはなんでだろ
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