第3話

どこに連れてこられたのか、真っ白な場所。体の感覚が無いことに、とてつもない恐怖を感じた。

白い服を着た人たちが私の体に刃物をかざしている。恐ろしくて声も出なかった。

しかし、少しすると彼らは切った私の体を縫い合わせ、痛みを和らげる薬を投与し、優しく接してくれた。


白い部屋、白いベッドの上に私はいる。

窓の外、そこにも白い壁が見える。私はその窓に近づかなかった。

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