第6.14小節目:シャボン

* * *

①3:53

軽音楽室に置いてあるドラムセットのバスドラムの穴の中に2メートル離れたところからしゃがんだ状態で五円玉を放り投げて入れるとそこに未来の自分の姿が浮かび上がる。

②4:03

事務課しか見えない地点から右を向いて数歩歩いて見えた景色の中に、今後のキーパーソンが浮かび上がる。

③4:22

図書室から1階までの階段を一段ずつ数えた直後、1階から数えながら同じ階段を登ると1段多くなっている。

④4:44

散らかった理科実験室のすみっこに立っている二体の人体模型のうち、古い方にベージュのカーディガンをかけてあげると、大切なものが浮かび上がる。

⑤5:17

売れ残った数本のカルピスウォーター(缶)のうち1本は表示よりも1%濃度が高い

⑥5:45

※不可能?誰もいなくなった食堂の外のテーブルから、西日を手持ち鏡に反射させて積み上がったトレーの一番上に当てると、文字が浮かび上がる。

⑦6つの不思議を時間通りたどった者にだけ浮かび上がる。

* * *



===



「次は、えっと……ああ、4時22分に図書室か」


 吾妻あずまがスマホを見ながら呟くので、おれもスマホを確認した。


* * *

③4:22

図書室から1階までの階段を一段ずつ数えた直後、1階から数えながら同じ階段を登ると1段多くなっている。

* * *


「これは、まあ、ただ降りて昇るだけだね」


「ほー……でも今までの中では一番七不思議っていうか、怪談かいだんっぽくないか?」


階段かいだんだけに?」


「おれはそんなこと言ってないからな」


 ニヤニヤと言ってきた吾妻をいなす。ポエムとダジャレは紙一重かみひとえだな……。


 すぐに図書室の前に到着する。


「この階段って、英里奈えりな小沼おぬまに告白しかけるのをさえぎって健次けんじがさこはすに告白してふられてから英里奈が逃げ出して小沼が追いかけた時に使ってた階段だよね」


「言葉にするとまじでどんな状況だよって感じだな……」


 あれは7月のロックオンよりも前の勉強会の時のことだ。


 そんなに時間が経ったわけでもないけど、そこからいろいろ変わった関係性やらなにやらを思うと、なんだか感慨かんがい深いものがある。


「じゃあ、降りてみようか。踊り場は1段扱いで」


「はいよ……。じゃあ、1、2、3、4、……」


 指示通り、一段ずつ数えながら降りていく。


 そして1階の床に足をつけた瞬間、


「んで……ここが1ね。じゃあ、昇ってみよう。2、3、4……」


 と折り返す。


 そう言って数えながら、また3階についたその時。


「……ん、降りた時よりも一つ多い」


「本当だあ……」


 吾妻が妙に演技がかった声を漏らしているけど……。


「いや、これ、数え方の問題じゃね?」


「……どういうことでしょうか?」


 なんで敬語だよ……?


「いや、だから、3階から降りるときはその床を1と数えてないけど、下から数えるときは1階の床を1と数えてるからっていうだけで……」


「ああ、そうか……じゃ、次行こうか」


「ねえ、おれの名推理にもう少し興味を持ってくれない?」


 ……ていうかこの穴だらけの七不思議、本当に大丈夫か?






 続いて4つめ。


* * *

④4:44

散らかった理科実験室のすみっこに立っている二体の人体模型のうち、古い方にベージュのカーディガンをかけてあげると、大切なものが浮かび上がる。

* * *


「この『散らかった』って要るか? 散らかってなかったらこれ発動しないの?」


「さあ、どうなんだろうね」


「どちらかというと散らかってないし。まあ、すみっこらへんはちょっとごちゃごちゃしてるけど……」


 おれが苦言くげんていすると、吾妻が「あーもーわかったわかった」と首を振る。


「なんか、この七不思議めぐりしてて思ったんだけど、小沼って結構細かいよね」


「いやいや、七不思議じゃなかったら別におれもこんなこと言わないけど、こういう心霊系とかおまじないみたいなことって、こういう細かい部分が大事だろ?」


「そうなあ……」


「おい。人の口癖をめんどくさそうに使うな」


 ……いや、おれもそれを自分の口癖だとわざわざ主張するのも恥ずかしいんだけど。


「とにかく、今はこの状況でやってみるしかないでしょ? 古いのは……こっちの人体模型だね」


「見たところはそうだな。で、ベージュのカーディガンを着せるって書いてあるけど?」


「はい、あたしがちょうどベージュのカーディガンを着てきてたのでした!」


 吾妻がじゃじゃーんとブレザーの中に来たカーディガンを引っ張って見せてきた。


「それはもはや用意がいいとかじゃなく奇跡的な偶然だな……。七不思議のこと知ったのは今日の昼休みなんだろ?」


「そうだよ」


 そう言いながら吾妻がブレザーとカーディガンを脱ぐ。どうしても胸を張る形になるので、即座に目をそらした。


「……紳士」


 吾妻の口から出た、褒められてるんだか皮肉を言われてるんだかよく分からない一単語がおれの耳をなじる。


「んで、これをかけてあげると、大切なものが浮かび上がる、と……」


「ほう……?」


 おれはカーディガンのかかった人体模型を眺める。


「……何にも浮かび上がらないけど?」


 おれがどうしよう、と吾妻を見ると、


「あー……。あ、ほら、ここ」


「ん?」


 人体模型の胸元を指差す。


「ほら、ちょうど『心臓』の『臓』の字が消えて『心』になってる……。……とか、どうですかね……?」


「いや、おれに聞かれても……」


 文字的には胃とか食道とかも残っちゃってるんだけどな……。


「……まあ、失敗よりはいいか? 吾妻がそれでいいならいいけど……」


「うん……まあここはあんまりうまくいく気はしてなかったし……」


「どういう意味?」


「言葉通りだよ、小沼も言った通り散らかってるかビミョーだし」


「ほーん……」


 吾妻はカーディガンを人体模型から剥がして、着なおす。


「よし、次! 今日イチ楽しみだったやつ!」


 気持ちの切り替えが早すぎるねえさんは意気揚々いきようようと右手を振り上げる。


「なんだっけ……?」


 







* * *

⑤5:17

売れ残った数本のカルピスウォーター(缶)のうち1本は表示よりも1%濃度が高い

* * *


 おれたちは売店へ向かう。


「『売れ残った』って、売店でいいのかな? あっちの自販機でもカルピス売ってるけど」


「さすがに自販機のカルピス買い占めるのは無理でしょ」


 おれの素朴な疑問に吾妻が鼻息を漏らした。


「まあ、そうだけど……。ていうかなんで缶指定なんだろうな? 吾妻かよ」


「七不思議が出来た当時ペットボトルがなかったんじゃない?」


「じゃあ、なおさら缶を指定する必要ないだろ、缶しかないんだから」


「そうなあ……」


「……おい」



 売店には3本、缶のカルピスが売れ残っていた。


 ていうか。


「ペットボトルは完売してるな。缶、不人気なんじゃね?」


「うるさいな、缶のカルピスを馬鹿にしないで。きっと人気だから売店のお姉さんがたくさん並べたんだよ」


 吾妻がそう言いながら3本のカルピスをレジに持って行ってすべて自腹で買った。



 そして、食堂の外のテーブルに座る。


「ちょうどいい天気だねー」


「そうなあ……。ずっとこんな気温ならいいのにな」


「それじゃ季節ごとのイベントがなくなっちゃうでしょうが。よし、じゃあ検証しますか……!」


 吾妻はしためずりをしながら、どこからか取り出したマジックペンで、3本それぞれに、A,B,Cと記号を書いていく。


「そんで、どうやって確かめんの?」


 おれが挙手しながら聞くと、吾妻は缶に文字を書きながら、


「これをあたしと小沼二人とも一口ずつ飲んで、どれが濃いかをそれぞれ心の中で決めて、せーので濃いと思うやつを言うの。一致したら、それが1%濃いし、一致しなかったら気のせいってことで」


 と答えてくれた。


「ほう……?」


 うーん、でもそれって……。


「なあ、コップとか持ってんの?」


「え、持ってないけど。はい、どっちから飲む?」


「いや、だからそうなると……」


「はい?」


 吾妻はこちらにしかめっつらを突き出したかと思うと、


「…………うぁ」


 思い当たったと言う感じで声を漏らす。


「ですよね……」


 だって、今言われた手順を踏んだら、どちらが先だとしても間接……なんちゃらになってしまう。


 吾妻が突然わたわたとして、缶を3本とも自分の方に抱えるように引き寄せた。


「ご、ごめん、これは検証ダメだ! さすがに一線は越えるわけにいかない!」


「いや、言い方……!」


 もっと大変なことしようとしてるみたいになってるから……。


「あたしとしたことが……思いつきでなんでも入れたらダメだね……!」


「思いつきってなんだし……。とりあえず、吾妻飲んで検証すれば? 普段あれだけ飲んでたら、濃いかどうか分かるんじゃない?」


「いや、350ミリを3本も飲めないって……。一回開けちゃったら持って帰れないし」


「まあ、缶ですからね……」


「……なに、これ以上缶をディスろうっての?」


 吾妻はジト目でこちらを見てくる。いや、缶のカルピスじゃなくて缶自体が好きな人みたいになってるけど……。 


「じゃあ、検証はいいとして、それぞれで飲むかあ……。小沼は、A、B、C、どれがいい?」


「いや、それ全部吾妻のだろ? おれはいいよ」


 なんせ、全額吾妻が払って買ったんだし。


「まあ、あたしのだけど。あたしのAとあたしのBとあた……なんでもない」


「……ん?」


「あ、あたしのとかそういう変な意味じゃなく、AかBかCかどれがいい? 持って帰っても飲めないから一本飲んでよ……!」


 なぜか顔を赤くして上目遣いでそんなことを聞いてくる吾妻。


 別に本当にどれでもいいけど、なんか本当にもらうなら一番下のが良いような気がする。


「じゃあ、C」


「し、C!? あ、そう……! 小沼って結構がつがつしてるんだね……! じゃあ、はい、どうぞ……」


「……さっきからまじで何言ってんの?」






* * *

⑥5:45

※不可能?誰もいなくなった食堂の外のテーブルから、西日を手持ち鏡に反射させて積み上がったトレーの一番上に当てると、文字が浮かび上がる。

* * *


「……で、5:45になったけど。手持ち鏡は持ってるのか?」


「うん、もちろん! だけど……」


「そうなあ……」


 すちゃっと手鏡を取り出した吾妻とおれは一緒に西の空を見る。


 太陽はほとんど沈んで、空は綺麗なすみれ色だ。手鏡に反射させる西日とやらはもう見えない。


「……出来ないじゃん」


「だねえ……」


 はあ……と二人してため息をついた。


「……これ、実質最後の不思議だろ? 7つ目はこれをやらないと浮かび上がってこないんだから」


「そうなるね……」


「最後がこれってどうなんだろうな……。ていうか⑤の時点でちょっともうダメだったけど……」


「そうだねえ……」


 二人でずずず……とカルピスを同時にすする。


 すると。


「吾妻先輩たち、老夫婦みたいですよ……?」


 少し離れたところからえらく整った顔の女子がいたずらっぽく上品な笑みを浮かべながら近づいてきた。


「んんっ、凛子りんこ? え、今日の部直って器楽部?」


「はい、そうです」


 と言うことはこの凛子さんとやらは器楽部の部員で、吾妻の後輩か。


「ここは校舎内じゃないので、まだていただいてもいいのですが、見かけたので来ちゃいました。そちらの方は、たしかamaneの……?」


「ああ、はい、どうも……小沼です」


 なんか、バンドを知られていると思うと、有名人になったような気分だな……。


 いやまあ、器楽部なら合宿一緒に行ってるから知ってる可能性もそれなりにあるか。


「ああ、小沼さん……! なるほど、そういうことですか」


 妖艶ようえんに微笑む凛子さん。え、何……?


「ちょっと、凛子、変なこと考えないで……!」


「なんのことでしょうか? 変なことを考えてるのは吾妻部長じゃないですか? とりあえず18時までに学校は出てくださいね? そのあとはどちらにいらしても構いませんから」


「か、帰るだけだから!」


「私は関知しませんよー。それでは」


 凛子さんはお嬢様みたいな、それこそ「ごきげんよう」とでも言いそうな仕草しぐさで軽く一礼すると校舎の方へ戻っていく。


「吾妻って後輩にしたわれてるよな」


 その後ろ姿を見送りながら感心していると、


「今ののどこがそう見えんの!?」


 ふしゃー!と猫みたいに威嚇いかくしてくる。


「なんできれてんだよ……。どう見てもそう見えるだろ。やっぱ吾妻は良い部長だったんだなあって思うよ」


「は、はあ……?」


 吾妻が逆立った毛をおさめて、一転して戸惑うみたいに髪の毛をくしくしといじりはじめる。


「な、なにいきなり……!」


「……なんだそのツンデレみたいな反応」


「い、今はそういうのじゃないし……!」


 吾妻はおれに背をそむけてカバンを手に取ると、


「ほ、ほら、もう、帰るよ!」


 と言って歩き出す。そりゃ帰るけども。


「なあ、七不思議、吾妻はこれで良かったのか? 夏になったらまたやるか? おれたちにはまだ来年もあるし……」


 日が長くならないことには⑥は出来ないけど、その時はコップなりなんなり用意して⑤もやればいい。


 おれが提案しながら横に並ぶと、


「……ねえ、小沼。不思議とか、知らないこと、やっぱり知りたいって思う?」


 急にしっとりしたトーンで吾妻が質問してきた。


「いやまあ、ここまできたら、どんな言葉が浮かび上がってくるのかくらいは……」


「でも、『幽霊の正体見たり尾花おばな』っていう言葉もあるし……、本当のこと知ったら、がっかりしたり、見方が変わっちゃったり、そういうことってあるのかもしれないよ?」


「ええ……? じゃあなんで今日不思議をあばこうとしたんだよ?」


 そもそも、吾妻の誘いで今日は放課後全部七不思議探検ツアーを行ってたのに。


「あはは、そりゃそうだ。ほんと、あたしもよく分かんないんだけどさ、」


 吾妻はふと空を見上げる。


「……見つけてもらいたがってるように感じる時がたまにあるんだよね」


「何……?」


 そのシリアスなトーンに似合わず、おれは吾妻が何を言ってるのか全然分からなかった。


「ま、なんにせよ、あたしは楽しかったよ! この……」


「この?」


「……なんでもない!」


 そして吾妻は、ブレザーのポケットに手をつっこんでこちらを向いて、にひっと笑った。


 その表情はなんだかはかなくて、ちょっと触れたら壊れてしまいそうだったけど、だからこそ、妙に魅力的だった。








 そして翌日。


 昼休み、売店に向かう途中、向かいからてくてくと小動物的な後輩が歩いてくる。


「おー、平良たいらちゃん」


「小沼先輩っ! お疲れ様ですっ! 缶のカルピスを買いにいらっしゃるのですかっ?」


 平良ちゃんは缶のカルピスを顔の横にかかげて首をかしげる。一緒に缶も同じ角度にかたむいているのがなんか面白いな。


「いや、師匠ししょうの教え受け継ぎすぎだから……。昨日飲んだからカルピスはいいよ。……ていうか、平良ちゃんが吾妻に教えた七不思議のおかげで飲んだカルピスだよ。あの抜けばっかりの七不思議……」


 おれが愚痴ぐち半分冗談半分に指摘すると、平良ちゃんはぽかんと口を開けていた。


「ななふしぎ……? なんですかそのお話は……?」


「え? 平良ちゃんが吾妻に教えたんだろ? ネットで見つけたとか言って」


「いえいえ、自分、そんなことはしてませんけど……?」


「ええ、どういうこと……? これ、知らない……?」


 おれはスマホを取り出し、昨日吾妻からもらった七不思議のテキストを平良ちゃんに見せる。


「あれあれ、なんですかこれは……? これを自分が師匠に教えたと、師匠がおっしゃっていたのですか?」


「そうだけど……。え、本当の本当に知らないの?」


「本当の本当の本当に存じ上げません……!」


 平良ちゃんの目を見ると、読心術を使えないおれでも平良ちゃんが嘘をついているわけではないことが分かる。ていうか、平良ちゃんがそんな嘘をつく意味もないしな……。


 でも、そうなってくるといよいよ意味が分からない。


「あのあの、邪推じゃすいかもしれないのですが、師匠の嘘、ということはないでしょうか……?」


「なんでそんな嘘をつくんだ……?」


「分かりませんけど……」


「だし、あいつも、おれが平良ちゃんと会ったらそれが嘘だってバレることくらい分かるだろ……?」


「ですねですね……?」


 うーんうーん、と首をかしげる平良ちゃんが、


「不思議ですねえ、師匠は、嘘がバレて欲しかったんでしょうか……?」


 ぽつり、と口にする。


「バレて欲しかった……?」


 その言葉に、おれは、昨日の吾妻の言葉を思い出す。


『……見つけてもらいたがってるように感じる時がたまにあるんだよね』


 もしかして、この嘘って……?


 そう思った瞬間、平良ちゃんも同じことに思い当たったらしい。


「……小沼先輩、七不思議をもう一回見せていただけますか?」


「お、おう……」


 スマホに七不思議をもう一度表示させるおれの脇からずいっと画面を覗き込んでくる。


「やっぱり、これは師匠から小沼先輩への暗号かもしれませんね……」


「まじか……」


 でも、そう考えると、このグダグダな七不思議も、それをやけにかばう吾妻も説明がつくような気がした。


「あいつ意外と、謎解きとか暗号みたいなの好きなんだなあ……。ポエムと謎解きってあんまり近くないように思うけど」


 この間の七夕たなばたも、ミス研の掲出した謎を楽しそうに解いていたし。


「ロマンチックな暗号っていうのもあるかもですよ、小沼先輩。それこそ、愛のこく……はぅっ」


「はぅ?」


「いえいえ、なんでもないのですっ! 可能性の一つだってだけで……」


 そう言いながら、もう一度平良ちゃんはおれのスマホの画面を見る。


「……小沼先輩、こちらの文面をいただくことは出来ますか?」


「いいけど……?」


「……ありがとうございます」


「え、解き明かしてくれるの?」


「やってみます、ですが……」


 そこまで言うと、平良ちゃんは困ったように笑う。


「……多分、小沼先輩には答えは秘密です」



===


<作者コメント>

 ということで、次回、本人不在の種明かし回で七不思議編終了の予定です。


 謎だと分かってしまえばそんなに難しい謎でもないので(ちょっと面倒ですけど)、もしよろしければ解いてみてください。


 謎を忘れないうちにアップします!

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